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さよーならまたいつか!(7)[ハノイ編]

ハノイ2日目。
今日から約1週間泊まるホステルへ移動する。ここはかなり高評価で口コミも良い&できたばかりで新しい。ワクワクしながらチェックイン。

黄色を基調とした室内、可愛い
(安心してください、履いてますよ)

"HANOI BANANA HOSTEL"
超オススメです。大通りから路地へ入り、ホテルの入り口まで少し細めの路地を抜ける。一瞬不安になるけどそこはもう天国。5階建てで2階がパブリックスペース、3階は女性専用エリア。わたしは4階のベッドを借りた。

ご覧の通りソファーがあり、後ろにはシャワールームが2つ。反対側にトイレがあり、ベッドの数は全部で10個。それぞれに個別ロッカーがある。クーラーは効くしホットシャワーも出ます。かなりオススメ(しつこい)。

Googleマップだとご覧の表記


(結局ここのホステルで多くの日本人と出会い、カナダ、スウェーデン、ポルトガル、イタリア...と多くの旅仲間と出会うことができた。ここに泊まって正解だったと思えるそんな時間を過ごせた。)

とりあえずチェックインを済ませ、シャワーを浴びる。サッパリしたところで「腹が減ったなぁ」と思い、同室の人に話しかける。(シャワーを浴び、安心するとやっぱり腹は減る)

彼はルーカス(仮名)カナダ出身。彼とは結局1日しかいられなかったけど(まさかの次の日から日本旅行)、映画と本好きという共通点があり話が盛り上がる。彼の優しい性格からわたしの拙い英語を理解してくれることに助けられ、いろいろな話をしたりハノイおよび東南アジアのオススメを教えてくれた。この場を借りて改めて感謝を伝えたい。

「ブンチャは食べた?」と聞かれ
「ブンチャ?食べたことない」と答えると
「じゃあ行こう、ホテルの前におすすめがある」
このスピード感、ありがたい。早速食べに行く。

ルーカスくん。(プライバシー保護のため顔は隠します)

初めましてブンチャ。なんじゃこれ、美味しすぎる。美味しすぎて今まで知らなかった自分を恥じるほどだ。

ブンチャ(ブンチャー)とは
米麺であるブンを炭火で焼いた豚肉と肉団子が入ったスープにつけて食べる料理。付け合わせの野菜もご一緒にどうぞ。といった感じ。野菜はレタスのほかにシソやミントが入っていることが多い。テーブルに置いてある唐辛子とニンニクをつけたお酢?のようなもので味変をするのもGOOD。

"ベトナム=フォー、バインミー、コーヒー"
だったわたしの脳内は破壊され、ブンチャのことしか考えられなくなった。大袈裟に言いすぎたけどそれくらい美味しい。結局ハノイ滞在中ほぼ毎日食べることになる(笑)。

ついこの間までロン毛だったらしい

ホテルも当たり、友人もできた。旅が始まって以来、あまり人と話してこなかった。会話といっても注文や道案内。

人と話すことは自分にとって重要なことだと知ることができた。旅が始まって以来、胸につっかえていた"何か"がいとも簡単に外れた感覚。「英語ができるなんてすごい」と言われるけど、そんなことはないしほとんど話せない。ただ、伝えようとする意思があるかないかな気がした。

"自分から行動することで道は開ける"

昔、祖母からもらった言葉。
自ら行動することで得られるものは大きい。心が軽くなった、ありがとうルーカス。こういう出会いも旅の醍醐味。

彼は街を散策しながらこんなことも言っていた。
"If you have trouble carrying your luggage, call someone. There are many people in this world who can help you, you are not alone."

HAVE A NICE TRIP🇯🇵

ありがとう、君との出会いはこの度のハイライト。お互いの旅を成功させて、またの再会を誓う。
元気でね!

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