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さよーならまたいつか!(11)[ハノイ編]

出会いと別れを何回も繰り返して、人は成長する。

なんだかクローンウォーズ(スターウォーズのアニメシリーズ)の冒頭部分ように格言を言わなければ文章を書けなくなってしまったかもしれない。
(うるさい)

やっぱり水は偉大

朝のコーヒータイム。同席したバングラデシュ出身のフセインくんとお互いの国のおすすめを紹介し合う。バングラデシュには世界で1番長い(?)ビーチがあるらしい(知らなかった!)

「日本のオススメは〜」とある程度話した(つもり)けど、思ったより日本のことを知らない現実を突きつけられる。よく聞いていた話ではあるけど、自分もそうだった。世界を知る前に日本のことを知るべきだと言う人の意見にも大きく頷ける。

本日は春巻きセット!ブン付きで大満足
お口直しにバナナミルク。甘くて美味しい

昼飯を食べ散策をしたら、一旦宿へ戻る。この宿の良いところはパブリックスペースの開放感。ゲストは必ずここを通って部屋に向かうし、交流を図りやすい。

フセインくんの他に台湾出身のヴァネッサさんにも出会う。すでに他の日本人と仲良くなっていて、そこに混ぜてもらった形だ。

彼女はとても日本を好きで、こんなところが良い、あんな考え方が素敵だ、など自分の知らない日本の良さを笑顔で語ってくれた。知っていると思い込んでいた日本の、知らない姿に気がつかせてくれた。感謝したい。

もう日本はダメだー!と思う気持ちもわかるけど、いざ外に出てみるとやっぱり良い国なのかな?と思えるタイミングが多々ある。それは嬉しいことだし、誇って良い。(逆も然りで、もちろん日本が嫌いな人もいるし、全員が全員そうとは限らないけど)

仲睦まじいベトナム(?)カップル、パシャリ
嬉しいことがあった後の夕日は特段に綺麗

日本、台湾、バングラデシュ、そこに途中からイタリア出身の方も混ざり、みんなで話す。各々が特段英語が得意なわけではないため、翻訳アプリを使うタイミングがあったり、なかなか面白い時間だった。分かる言葉をどうにか伝え合う。(やっぱり大切なのは伝えようとする気持ち)

地図系はテンションが上がる

色々な偶然が重なって同じ国の同じ宿で同じ時間を過ごす。その事実を特別に感じる人も特別に感じない人もいるけど、前者の方がほんの少し幸せな気がします。

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