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リフレーミングでお互い気持ちよく前に進みたい

はじめに 僕はアパレル会社で働いている。22歳で大学を卒業後、ずっとこの会社に勤めている。かれこれ7年ほど経つ。2019年の春頃、会社と自分のタイミングが噛み合ったこともあって、運よく早めに店長の職をもらった。  弊社に限らず、アパレル会社は離職率が高く、程度の差はあれどおおよそどこも人材不足だ。結構みんな助け合いながら、応援をもらって、なんとかやりくりしている。それが功を奏して、自分の店舗スタッフだけでなく他の店舗のスタッフと交流することも多い。 深夜のLINE ある日の

    • かまってちゃんなのにかまってもらう要素が無い話

      これに対してのコンプレックスが強くある。 要は、僕自身が人からの評価が良くも悪くもない存在だから、人への影響力が無いのが辛い、という話。  本来の自分はどうしようもない人間の側であることを、世間から爪弾きにされないように隠し、偽ってきた。小さい頃から「自分を愛すること」よりも「世間に愛されること」を優先してきたから、人並み以上に努力してようやく人並みに評価を受けられるようにしてきた。 しかし結果的には中の中。  でもいざそうやって愛されたかった「世間」や人と関わると、

      • uyuniさんを聞くとサピア・ウォーフ仮説が顔を出す。

        あまりにもベタな引用から始めてしまって少し恥ずかしいけど、彼女の曲を聞くとまさにこの学説を思い出します。  それは彼女が見えている世界が彼女独自の言葉によって歌われているいる気がするからです。彼女の歌詞には「こうすれば(世間の皆様が仰るような)いい歌詞になる」という感じがありません。  生々しく、かつオリジナルな比喩や言葉づかいになっているように感じます。 この記事では3つの項目を挙げて、彼女の歌詞の魅力を僕が僭越ながらいいねを押したい。 ⅰ.世人との距離感 ⅱ.世界観の

        • 「怒らない人=他人に期待しない人」ってどうなの?

          最近SNSで怒らない人は他人に期待しない人だという記事や投稿を見かける事が増えました。それらは大抵の場合、「怒りは他人に対して一定の期待値があり、それが予期せず下回るから発生する。逆にその期待値自体が低い人は予期せず下回ることも少ないから怒らない。」 という事が書いてあります。 言いたい事はわかります。が、それだけではないと思います。 こういった内容の投稿や記事に興味を持って読む方には、アンガーマネジメントの勉強をされている方や、つい怒ってしまう自分に対して悩んでいる方も多

        リフレーミングでお互い気持ちよく前に進みたい

          テイカーと肯定感

          レジリエンスという、精神的に落ち込んだ時の復元力についての書物を読んだ時、初めてGiverとTakerという言葉を目にした。 相手に対して与える側の人間(性格)と、相手から受け取る側の人間(性格)が世の中には存在するという内容だ。 その本にはギバーで居続けることによって、いつか巡り巡って恩恵を受ける時が来る というような事が書いてあった。 体感、どうだろうか。 僕自身は正直、ギバーであると思うが恩恵を受けていると感じることは少ない。 足りないからだろうか、打算での行為だか

          テイカーと肯定感