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社会人ってのは、主語を棲み分けることで成立する気がする

別のアカウントで仕事のことを中心に書いたりしていたんですが、「仕事での自分」の主語で、公開された場所で文章を書くことは、ちょっともう無理だな〜都合悪いなあ〜と思い始めて新しくアカウントを作りました。本音と建前、とでもいうか、仕事は本音だけでできないもんだよね。そして仕事で使っている主語では語れないことの方が多い、と気付いた社会人4年目です。

私は、1994年生まれで現在26歳。年収はだいたい250~300万円ぐらいの独身です。性別はよく分からないです。世に言う会社員です。と、まあこれぐらいの、必要最低限の前提と基礎データの主語で、これから思っていることを書きたいと思います。

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さて、世は新型コロナウィルスの流行で、感染拡大防止のための緊急事態宣言で大きな揺さぶりをかけられている。検察庁法改正案の採択への動きに、#検察庁法改正案に抗議します のハッシュタグでTwitter上で大きな反対意見の動きがあった。結果強行採択は阻止されたけれど、近代国家の大前提である三権分立が崩壊に向かうカウントダウンが始まってしまっているのだな、日本はどこに行くんだろう、と思った。

検察OB達が出した意見書によると、安倍が内閣の解釈だけで従来の法解釈を変更した黒田検事長の定年延長について、『朕(ちん)は国家である』というルイ14世の言葉を引用しつつ、ジョン・ロックが『統治二論』の中で『法が終わるところ、暴政が始まる』の言葉まで引用している。強い危機感と共に、ことの重大さを客観的に、誰でも分かるように詳らかにしているようにも思った。聡明な方々だ。(憧れる。)

一方で、芸能人が政治について発言をすることに対して一般人からバッシングの声があることは、毎度毎度本当に民度が低いなと思う。みんな1人の国民じゃん。勉強している、していない問わず、どういう国で生きていきたいのかを考えることは自然なことだし、というか誰かに「お前は黙ってろ」というのは、アホの極みじゃないですか? 同じ国に住んでいる人同士が、建設的に話し合ったり議論したりしていきたいなあ、と思うのは私だけですか?(こういうこというと、お前何分かったようなこと言っているんだよw ウザいわーwww 死ね とか言われるのかなあ。)

「双方の話を聞かずに、勉強せずに偏った意見を見て『そうなの?』『広めなきゃ』っていう人が多い感じがして。正直、私はこの件に関してそこまでの信念がないのでつぶやけなかった」と発言した指原莉乃に関しては、論外。芸能人として模範的優等生的な発言だった、とラサール石井は言ったらしいけど、どういう国で生きていきたいのか、この人は考えていないのかいな。こういう人が芸能人として売れているっていうのは、指原の言葉を借りれば「この件(ここでは政治全般ということにする)に関してそこまで信念がないから選挙行かないわ〜」っていう人が多くいるからとも言えるわけで。はあ、日本はどこに行くんだろうか。

と、まあ、謎に日本の行く末を心配してしまったけれど、私はそれなりに日本に住んでいる社会人として政治に関心はあるし、選挙には行くし、税金がてんこ盛り使われた例の布マスク2枚が送られてきたその日に、快適プリーツマスク5枚398円がスーパーのワゴンに山盛りになっているのを目の前にして、なんだかやべえ国に住んでいるなwと背筋がゾッとするぐらいの感覚は持っているのだよ。

#主語 #社会人4年目 #1994年生まれ #会社員 #アベノマスク #本音と建前

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