食後の散歩で生活習慣病予防
こんにちは!ノルン鍼灸院
管理栄養士,登録販売者のななむらです!
みなさん、最近スポーツや運動をして
身体を動かしていますか?
今まで運動をしていたけど、
コロナの影響で最近はしていない…。
なんて人も多いのではないでしょうか。
私もリモートワークでの仕事が
長いこと続いており、
運動不足を感じてきました。
用がなければ一度も外に出ない!
という日も増え…
たまに外に出て階段の上り下りをしているとき、
あれ、いつもより心の中で
「よいしょっよいしょっ」
って唱えながら上っているかも…?
と思い始めた今日この頃です。
自宅と会社の行き帰りだけでも
20~30分歩いて、階段を上り下りして…
と、身体を少しは動かしていたんだな~
と実感しています。
このまま運動不足が続いては、
肥満や生活習慣病になるのも
遠い話ではなくなってしまうかも…。
そこで意識的に散歩をしようと思うに至りました!
そんな、散歩なんて気休めにしか
ならないんじゃない~?
と思うかもしれないですが、
1日30分の散歩をすることで
生活習慣病を予防することが期待できるのです!
もちろん、普段から身体を動かしていたり、
スポーツをしている人にとっては
あまり意味をなさないかもしれませんが(笑)
私のように、一日中おうちで過ごしてるよ~
という方はぜひ継続してみる価値はあります!
では、さっそく生活習慣病予防のために
散歩をするメリットについて
お話していきたいと思います!
▼肥満や肥満症の予防▼
散歩をすることで脂肪をエネルギーとして
燃焼しやすくなります。
これは散歩に限らず有酸素運動を行うことの
効果として考えられています。
また、減量を行っているときは、
散歩と併せて筋力トレーニングを取り入れると
より効果が出やすいです。
減量を行う際には、脂肪だけを減らし
筋肉は減らさないようにしなくてはいけません。
体重が落ちても筋肉まで一緒に減っていたら
代謝が悪くなりかえって
太りやすい身体になってしまうからです。
▼高血圧症の予防▼
軽度の高血圧では、有酸素運動を行うことで
血圧が低下することが明らかになっています。
血管は加齢とともに壁がかたくなり、
伸び縮みがだんだん出来なくなっていきます。
たくさん血液が流れるときも
血管が伸びにくいので圧がかかりやすくなり、
高血圧へと繋がってしまいます。
有酸素運動を行うことでこの伸展性の低下を
遅らせることができます。
▼糖尿病の予防▼
糖尿病における散歩の効果は、
運動時に起こる効果と
繰り返すことで起こる効果があります。
運動時に起こる効果:
運動をすることで
身体がエネルギーを作ろうとします。
材料となる糖の血液中から細胞内への取り込みが
促進することで血糖値を下げることができます。
繰り返すことで起こる効果:
インスリンの働きを良くしてくれるため、
血糖コントロールを改善してくれます。
▼脂質異常症の予防▼
脂質代謝を改善するため食事改善はもちろん、
併せて散歩などの有酸素運動を行うことで
より効果を上げることができます。
散歩をすることで、血液中の中性脂肪量の低下と
HDLコレステロール値の上昇などが期待できます。
その他にも、免疫力の低下を予防、
認知症の予防、
加齢に伴う筋力の低下を防ぎ、
骨の強度を上げることで、
サルコペニアや骨粗鬆症
の予防にもよいといわれています。
どうでしょうか?
散歩を含めた運動をすることには
これだけの効果が期待できるんです。
というわけで、
食後に10分歩いてみましょう!
もちろん食後でなくても自分の空いてる時間を
使っていただければ大丈夫です!
通勤の行き帰りで一駅分多めに歩く、
エスカレーターじゃなくて階段を使う、
いつもより遠いお店でランチをする、
買い物ついでに川沿いを散歩する、
などなどできる範囲でやっていきましょう。
1日30分以上、まとまった時間が取れない人は
10分×3回など分けても大丈夫です!
いつもより少し多くを意識してみてください。
ダイエットプログラムのご相談や
管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
芸能人や日本代表のアスリートを
鍼灸・栄養指導の両方から
サポートし続けています。
参考文献:
健康長寿に効果的なウォーキング
e-ヘルスネット > 健康用語辞典 > 身体活動・運動 > ウォーキング
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