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「医療をツナグ、ものづくり」はじめます

はじめまして。ノーススター(キッズドクター運営)で、プロダクトチームのマネジメントをしている西山と申します。今回から「医療をツナグ、ものづくり」というテーマで、noteを始めてみようということになりました。どうぞよろしくお願いします。

このシリーズでは、キッズドクターのプロダクトチームが日々どのようなことを考えてサービス作りに取り組んでいるのかなどをお伝えしながら、「サービスをもっとよくしていくにはどうしたら良いのか、どうすれば利用者さんが喜んでくれるようなサービスにできるのか」といったことを読者の皆さんとともに考えていく場所にできたら嬉しく思います。


プロダクトチームとは何か?

まずはプロダクトチームの役割について簡単に紹介させてください。プロダクトチームは次の職種で構成されています。

  • プロダクトマネージャー:どんなサービスにしていくか、方向性や優先順位を決める

  • デザイナー:どうしたら使いやすいものにできるか考え、デザインする

  • エンジニア:課題解決方法や仕組みを考え、システムを開発する

  • コンテンツ:テキストやビジュアルでの情報の伝え方を考え、発信する

このように様々な職種のメンバーが集まっていますが、全員に共通しているのが「ものづくりを通してどのようにユーザーに貢献できるのか」ということに、日々真剣に向き合っているということです。

そこで今回は、私たちプロダクトチームがユーザーに対しどのように考え、向き合ってきたのかを、少し書いてみたいと思ってます。

私たちの仕事は「2方向のユーザーの想いをツナグ」こと

私たちノーススター社の現在のメインサービスは子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」です。このサービスには2方向のユーザーがいると考えています。

ユーザー① 患者である利用者さん

キッズドクターの利用者さんの多くは、小さなお子さんを持つパパさん・ママさんです。私も2児の父親なのですが、さっきまで元気だったのに急に発熱したり、全身に突然発疹が出たりと、子どもの体調不良は予想ができず、心配がつきません。特に子どもが小さかった頃は本人の自覚症状を十分にヒアリングできず、判断に迷い困ったことが多々あります。

救急病院に行くほどではないかもしれないし、行くのもちょっとハラハラする。でもこのまま様子を見ていて本当に大丈夫か心配…。

こういう葛藤、子育てしている方の多くが経験あるんじゃないかなと思います。あの時のわが家のように、今日もどこかでお子さんの体調について不安になっているパパさん・ママさんがいると思うので、そういうご家族を救えるサービスにしたいという思いで日々の仕事に取り組んでいます。

ユーザー② 医師や看護師などの医療従事者の皆さん

そしてもう一方のユーザーは、診察や相談への回答を行う医療従事者の皆さんです。

キッズドクターを運営するようになって初めて医療従事者の皆さんと直接コミュニケーションを取るようになりましたが、みなさん「患者さんの助けになりたい」というまっすぐな情熱を持って仕事をされているということをヒシヒシ感じ、本当に尊敬します。こういう方々の純真な「人を想う気持ち」で私たちの社会は支えられていたのかと、改めて気付かされました。

両者の想いをつなぐ

このように、私たちには2方向のユーザーがいます。私たちプロダクトチームがキッズドクターを通じて取り組むのは、この両者の想いをツナグことです。

親が子を想う気持ち」と「医療従者が患者さんを助けたい気持ち

これらの異なる2方向からの想いが向かう先は、どちらも「子どもの健康」という共通の願いです。この2つの想いをスムーズにツナぎ、同じ方向に向かっていけるようなプロダクトを作っていきたいと思っています。

そのためにも利用者の方にはわかりやすく安心して使えるアプリを提供したいですし、医療従事者の皆さんには最大限能力を発揮できる環境を提供したい。両者の想いをツナギ、家族の皆さんが笑顔で暮らせるように、これからも私たちは「ものづくりの力」でサポートしていきます。

オンライン医療を当たり前のものに

すでに多くの方にキッズドクターをご利用頂いていて、毎日たくさんの「助かりました」というメッセージも頂き、この仕事に関わらせてもらえていることをとても誇らしく思います。

しかしまだ、やりたいこと/やるべきことの10%もできていないくらい、キッズドクターには多くの課題が残っています。

オンライン医療はまだまだ新しいサービスで、環境が整っていないこともありますし、利用時の心理的ハードルも高いものだと思います。しかし利用者にとっても医療業界にとっても、大きな可能性をひめたサービスです。私はこのオンライン医療、そしてキッズドクターを「誰もが利用しやすく、当たり前に使えるもの」にしていきたいと考えています。

それは一朝一夕には叶いません。何年、何十年かかかるかもしれませんが、プロダクトチームの仲間と協力しあって、利用者からも医療従事者からも愛されるサービスにしていきたいと思っています。ありがたいことに素晴らしい才能が集まってくれています。

このような歩みについて、このnoteではお伝えしていけたらと思いますので、ご興味のある方は時々覗いてみてもらえたら嬉しいです。

どうぞこれからも、よろしくお願いします。