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「天満」

今週は1週間に2度

大阪の飲み屋街・天満へ行った

1度目は1回生の頃から中崎町を中心に喫茶店を巡っていた友人でフリーマガジン制作団体のことを教えてくれた桃チ姉さん

2度目は過去のnoteでも度々登場している大親友のしょせ兄さんと行った

どちらもぼくのひとつ年上ということもあるが

年齢以上に落ち着いていて頼りになる人柄から“姉さん”“兄さん”をつけて呼ばせてもらっている

ここで彼らの話をしてもいいのだが身内ネタになってしまうので割愛する(また今度するかも)

天満

駅前から立ち飲みの居酒屋を中心に

安価な居酒屋が立ち並ぶエリア

昭和の空気が漂う細い道に

幅広い年代の人が行き交う

だけどこの街の主人公は間違いなくおじいちゃん

今にも話しかけてきそうなおじいちゃん


囲まれてビールを飲む

まるでおじいちゃんの居場所にお邪魔している気分

アサヒの瓶ビールと寿司

アサヒの瓶ビールと刺身

角ハイボールとハムカツ、鯛ポン酢

喫煙者に挟まれて貰いタバコをふかす

昔からタバコは嫌いじゃない

だけど中毒性も値段も高いから

手を出さないようにしている

カバンに半年前くらいに買った潰れたタバコが2本残っていた

解散した後にひとりで喫茶店に立ち寄って

潰れたタバコをふかした

居酒屋でひとり1000円前後は

きっと大阪ならではだろう

ぼくたちはこれを“駅ビル価格”と呼んでいる

社会人になってお金を稼ぎ始めても

お互いの場所で

安くて美味しい店見つけて

たまに再会して1000円前後のお会計で

心も胃袋も満たして適当なこといって

笑ってたいなって

そんなことを話しながら

平日の昼飲みという大学生にしか

できないことをして背徳感を得た

桃チ姉さんには“細くなったなぁ〜”、“大人になったなぁ〜”と言われたけれど

しょせ兄や桃チ姉さんに比べたら

まだまだ自分は幼く器が小さい人間だと

つくづく思う

僕も彼らのように居心地がいい人間になりたい


天満〜終〜

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