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折原カズヒロ ハヤカワ・ミステリ文庫&創元推理文庫リメイク装丁展 Revival (1)

本日4/16から個展が始まりました。

少年時代にミステリーにハマった。ふつうにホームズや乱歩から始まって、横溝正史ブームがやってきて飲み込まれ、そのあと出たての栗本薫や辻真先などあちこち行きまくり。
そして海外物といえばハヤカワ・ミステリ文庫と創元推理文庫。この二つは古典ミステリーを取りそろえ、ミステリー好きなら知らない人はいないだろう。その内容にものめり込んだが、装丁がとても印象に残っていた。「装丁」という言葉ももちろん知らなかったしデザインなんて意識していなかったけど、それは確実に今の自分のデザインの根っこにあると思う。

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今から12年前の2009年に、オーパ・ギャラリーの藤波さんから「装丁をテーマに何か展示をしませんか」とお誘いを受けた。

「装丁をしてくれ」じゃなく「装丁の展示をしてくれ」なのだ。これはなかなか難しい。
依頼があってデザインするのがデザイナー、テーマを自分で設定するとなると逆に難易度が上がる。人から与えらえれたものではなく自分の中に響くものがないとテーマになり得ない。

で、思いついたのがミステリー文庫だ。むかし親しんだ文庫の装丁を自分なりに受け止めてデザインすることならできる。ならやってみるか、と。

そんなわけでかつてのハヤカワ・ミステリ文庫と創元推理文庫をイメージしたカバーをデザインし、実際の文庫本に着せて展示することにした。

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これはとても楽しい作業で、自由にデザインし、書店に置くようなクオリティで印刷して並べてみると、えもいわれぬ満足感があった。
展示会自体も好評だった。デザイナーが仕事で作ったものを並べるのではなく全部オリジナル作品で展示をするのは珍しかったということもあるかもしれない。

それは今でも同じで、デザイナーというのは受け身が多く、自分発の展示などやることはあまりない。
それならあらためて今、展示してもいいんじゃないかと考えた。
当時は6日間の展示で来てもらえた人も限られる。2009年といえばiPhoneが3GSの時代。幾星霜感ある。あると思う。あるよね?
ここ12年以内に知り合った人には見てもらえてないし。

それで今回、自分のギャラリーでやることにしたわけです。
長々書きましたが、古いミステリー文庫をイメージした装丁を並べます。ご興味持たれた方、コロナ禍ゆえ気兼ねなく外出できないかもしれませんが、ご都合つきましたらぜひご覧ください。換気・消毒などウイルス対策につとめます。

「折原カズヒロ ミステリ文庫殺人事件
ハヤカワ・ミステリ文庫&創元推理文庫リメイク装丁展 Revival」

●開催日時
4/16(金)〜25(日) 13:00〜19:00 
*19日(月)、20日(火)休み 

●会場
デザイン&ギャラリー装丁夜話
東京都渋谷区神宮前1-2-9 原宿木多マンション103

Twitter https://twitter.com/soteiyawa
Web https://oriharakazuhiro.jimdofree.com

会場は原宿駅竹下口から徒歩5歩。入口が少しわかりにくい「隠れ家ギャラリー」です。看板もありませんが、レンガ色の階段のマンションを目印に。階段を上った先の103号室です。
どうぞよろしく。お待ちしています。

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