先日、「シン・仮面ライダー」を観てきたんですが、たいそうつまらなくてですね。
シン・シリーズはもうええって……って気にもなったんですが、そうじゃなくて、こうなったら我々の少年時代を形成したコンテンツは、すべて「シン・○○」として復活させればええんじゃね?
当たりも外れもあるでしょうけど、ぜんぶたのんますよ、という気持ちになりまして。
今回はそういう衝動から、GPTさんと話し合って
シン・北斗の拳
シン・キン肉マン
シン・聖闘士星矢
のプロットを創作しましたので、ご紹介します。
手法としては、まずGPTさんにオリジナルシリーズを学ばせ(といってもウィキペディアを読ませる程度)、リブート企画について説明し、それぞれの企画を創作してもらいました。そこからディスカッションを重ね、私(人間様)の意見を入れたり入れなかったりしながら磨いていきました。
では最終生成物をどうぞ。
まずは「シン・北斗の拳」
「シン・北斗の拳:209X 世紀末救世主伝説」
いいですねえ。自分で手直ししてるから当然ですけど、とてもいい。ケンシロウが誰かに北斗神拳を伝承する、って話は、北斗の拳の派生作品ではすでに普通にありそうですけどね。まあ、そのあたりは細かく調査してないのですが、私たちの未来に、また北斗だ南斗だとバトルがある(かもしれない)ことが胸熱です。
次、キン肉マンです。
「シン・キン肉マン:オリンポスランブル」
いいね!結局のところ、私たちがキン肉マンで観たいものは、こういうバカバカしくもアツい「意味不なトーナメント戦」ですよねえ。幽霊小僧も途中からなぜかキン肉マンバトル化した、あの痛々しさもわかります。結局そういうバトルに需要があったというわけですね。
オリジナルの超人タッグ編の焼き直しのような企画ですが、私はみたいなあ、こういう「シン・」が。
最後、聖闘士星矢。
「シン・聖闘士星矢」
まさかの二部制となった。
これは私のアイディアですが、脇役として空気のような扱いを受けてきた雑魚ブロンズが、前日譚では活躍しているのはアツいかもねえ、と思い、ユニコーンを主役とした。これはこれでアツい(ような気もする)
また、「13番目の黄金聖闘士」というのは、GPTが出してきたアイディアだが、さすがにおるんちゃう?と、別途調べてみたところ、やっぱり派生作品で描かれているようで、これはこれで採用しよう、と考え、当てはめました。蛇遣座のオデッセウス、というのは、車田正美先生が考えた既存のキャラでございます。
しかしなんですねえ。シャドウオーダーってのは不吉でかっこいいネーミングですね。(GPTが出した名前)
****
自分ではめちゃ好きなものに仕上がりましたが、客観的にどうなんでしょう?と、GPTにこれら生成物を評価してもらいました。↓
いやあ。
なんというかね。物語を生み出すこともすごいんですが、GPTのこういった的確な批評眼はいったいぜんたい、どうやって獲得してるんでしょう?
北斗の拳と聖闘士星矢が8点で、キン肉マンが7.5点だというのもなんか納得ですし、
シン・北斗の拳→典型的なディストピア作品との差別化が必要。
シン・キン肉マン→新しいキャラの背景や動機をもっと深めると良い。
シン・聖闘士星矢→オリジナルシリーズとの意味のあるつながりがあると良い
ええ、ええ。すべて正しい指摘だと思います。
あれですよね。誰か、物語の構築に詳しいプロの作家が中に入ってるんですよね?
知ってますよ。ベテラン脚本家の誰かが、中でカチャカチャと手動で俺のチャットに返信してるんだろ?
そうだろ?
と、思うぐらいのね。すごいヤツです。
また、おまけとして、
シン・北斗の拳→死に際のセリフを作ろう
シン・キン肉マン→新しい超人を考えよう
シン・聖闘士星矢→必殺技を考えてみよう
ってのをやったので。別記事で紹介しますね↓