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映画「GODZILLA ゴジラ」2014

改めて観ると、傑作でした。
1時間ぐらいゴジラを見せないし、ようやく来た!と思ってもパーツばっかでバシッと映してくれない。
初見時もその演出に好感が持てましたが、やっぱいいね。
「ぜんぜんゴジラでてこねーじゃん」というクレームに対し、監督が「映画ジョーズに実際サメが出てきた時間は6分やで」という返しをしてて笑う。

MUTOに両親を奪われたキック・アスが、わざわざMUTOの卵を焼き払いに戻るシーンとかエモいよな。物語進行のために処理したい案件と、キャラのエモーションが合致している。

渡辺謙が基本的にストーリー進行役でしか無いのが残念ですが、4時間ぐらいあったヴァージョンからお話をだいぶ削ったそうなので、しょうがないね。

それでも
We call him… GOJIRA!
と日本語の「ゴジラ」の発音で喋ったのはかっこよかったな。
これはケンワタナベの提案だそうな。
日本人は「ガッズィーラ」とは言わない。そうそう。

8月6日午前8時15分
で止まった時計、とかね。こんな日本人にしかわからんもんを映画に持ち込んだのも胸熱ポイント。

この前年のパシフィック・リムといい、このゴジラといい、日本人の怪獣魂というようなものを異国のオタクの方が深く理解し、作品に結実させたというのが、数年前の悲しい現実でしたね。


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「キングコング: 髑髏島の巨神」2017
ギャレゴジから始まる作品群は、「地球はもともと人類じゃないものが支配していた」という世界観の、モンスターバースというシリーズに移行した。その第二弾がこれ、ということで、未見でしたが観てみました。

これはギャレゴジと正反対のアプローチで、冒頭からコングがじゃじゃーんと登場笑。次から次へと怪物たちが襲ってくるという、アトラクションムービーとなりました。
これはこれで、アリやな。じわじわ焦らされる快感ではなくて、これでもかと攻め続けられる快感笑

実によくできた娯楽ムービーでした。特に心に響くものはないけれども。
ある意味コングより獰猛な猿人「サミュエル・L・ジャクソン」が素晴らしい死に様を見せてくれます。

エンディングのおまけに、キングオブモンスターズの内容を示唆する壁画があって感動。

「古代の生命体はコングだけじゃないんだ…」
というナレーションのあとに

ババーン!

ゴジラ!

ラドン!

モスラ!

そして……

キングギドラ!!!

ひゃー!

という終わり方でした。
劇場で観た人は胸アツやったやろなあ。

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来月末のキングオブモンスターズに備えて予習復習を。

モンスターバース
第一弾ギャレゴジ
第二弾キングコング
を観てみました。

いやあ、熱量がすげえね。
感動しました。

ぶっちゃけシンゴジにあんま心躍らなかったタチでして。
シンゴジのゴジラはゴジラというか、あれは震災やん?
震災映画としてはまあ、政府の対応とか、そういう感じやったよね、というぐらいの感想しか無い。

さてさて、レジェンダリー第三弾はどんな熱さを見せてくれるんでしょかねー!

みなさんも、ギャレゴジを復習してみてはどうでしょか
予告編貼っておきます

[2019.04.25 facebookから]

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