初心者がそれなりになるために知っておきたい法則【ランチェスター戦略】

最近、中田敦彦さんのYouTube「ランチェスター戦略」というものを拝見し、初心者でもある程度世の中に周知してもらうための参考になるのでは、と思いました。

ランチェスター戦略とは、元々は戦時中、敵に勝つための戦略として提唱された法則です。現代ではそれが転じて企業戦略などにも使われるようになりましたが、今回は、何かを始めたばかりの人がその道の成功者に近づく、また埋もれずに勝ち抜くためのヒント、という視点から紹介します。

まず要点から言うと、ずばり

弱者は「差別化」
強者は「ミート」戦略

ということ。

初心者は、同じ道の成功者の「真似」から始めますが、大事なことは真似から「型」や「理念」「本質」を学ぶこと。決してパクりで全てをコピーすることではありません。

「勝ち」とは会社規模や売り上げではなく、「市場のシェア」で決まります。

よくやってしまうのは、初心者は強者にミート(真似化)すること。これは全く逆。既に強者が持っている権威性や資金力などにとうてい勝つことはなく、二番煎じのまま埋もれて終わってしまいます。そこで、ターゲットやエリアを限定した「局地戦」で優位に立つことで、「差別化」していきます。
差別化は1つではなく、2つ3つ掛け合わせることでオンリーワンになるので、薄くてもいい。そして、できれば他業種の掛け合わせがいいことも多いのです。

例として、
自動車修理工場:
「ファーストフード」x「コンビニ」で、見やすくわかりやすいメニューを作り、気軽に入店できる仕組み作り。
などなど。YouTubeでも面白い例をたくさんあげてくれています。

ここで、定義されている<5大戦略>と<気をつけたいこと>をまとめておきます。

<5大戦略>
1. 局地戦でいく
2. 一騎討ち
3. 接近戦
4. 一点突破主義
5. 奇襲戦

つまり、戦いの場を局地にを絞り、競争相手の数を減らし、直接ターゲットに接近したのち、そこに人員や資材を集中投下し、奇襲攻撃をする。という少々荒目ですが、こういった戦略で強者に近づく、もしくは超えていく、という戦略です。

そして同じくらい大事なこと、きをつけたいことも忘れずに!

<気をつけたいこと>
* 簡単にミートされる差別化はダメ!
強者(人気者)に簡単に取られてしまう。価格競争は絶対ダメ。価格を上げてでも付加価値を上げる。
* 顧客の望む個別化をする。意図が望まない差別化はダメ。
* 差別化は1つじゃない。2、3個あれば別物になる。
* 小手先テクニックより理念を持つ。
WHY(何のためにそれやるの?)WHERE (どこの領域で?) WHAT ( どんなものを?)WHO (顧客は誰?スタッフ、人材は?) WHEN (先発として?後発?)HOW (戦略は?)

YouTu大変わかりやすく、面白く解説してくれていますので、初心者でコンセプト作りをしている方には特にオススメです!

では、また!


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