「好きなことで生きていく」がダルくなった僕のキャリアスタイル
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「好きなことで生きていく」
おもしろ動画を見るツールに過ぎなかったYouTubeの広告で語られたこの言葉が今や単なる広告と思えないくらいに広がりを見せている。
同時に、何か「好きなこと」を持たなければいけないようなプレッシャーであったり、適当に「好きなこと」をやり散らかす僕たちにとってなんとなく足枷になっているような気もした。
これらは、1人1職の考えから生まれるもので、この仕事で食べて行くと選んだからにはその仕事だけでやり続けて、生涯を終えなければいけない風潮からまだまだ逃れられていないからだ。
なーんてことを色々考えて、将来どうしようかなーと思ったので、今回このnoteを書くことにした。
最後の方だけ有料にしたけど、基本的には全部読めるのでしっかり読んでね!
目次
1.「好き」だけで生きるのはダルいということ
2.「文化祭の物販」って楽しかったよね?
3.そして、マネタイズそのものすら楽しい。
4.マイナスがプラスを生む〜「ホームレス中学生」を思い出して〜
有料部分・私のキャリア
1.「好き」を仕事にするのはダルいということ
そもそも、僕は広く浅いタイプだ。
アニメも好きだし、バドミントンも好き。自転車移動も好きだし、新幹線も好き。旅が好きだし、引きこもるのも好き。
そして、遊ぶことも好きだし、勉強も好きだ。
ただ、なんでもかんでも一週間も同じことを続けていれば飽きてしまう。
一つのことを1日中延々とやることは簡単にできるんだけど、それを半年とか一年とかやるのが本当に難しい。
ポケモンなんか、三日間ぶっ通しでできたのに、一週間くらいで飽きちゃったもんな。
にもかかわらず、「好きなことで生きていく」となった場合にはマネタイズにちょっと時間がかかるから、マネタイズが確立する前に飽きてしまう。
トップYoutuberや芸能人のようにただ飯を食べているだけで、お金になるっていうのもわかるけど、いちいち何かするたびにtwitterにあげられるってめっちゃやだ。
特に、インフルエンサーなんかになれば、面倒臭いアンチが出てくるし、それってやっぱりしんどいよ!!!なんで、見ず知らずの人から突然「死ね」って言われなきゃいけないの??嫌すぎる!!!
そんなわけで、あんまり有名人にもなりたくない。
いろんなことやるの好きだけど、やり続けるのがめちゃめちゃ嫌い。
そんな僕は好きなことで生きていくことを「面倒くさ!!!」とやめることになった。
2.「文化祭の物販って、楽しかったよね?」
で、仕事そのものについて考えてみることにした。
「将来、立派な仕事をするんだぞ!」
と言って、勧める人はなかなかいない。
だけど、やってることそのものはあまり変わらない文化祭の物販とかを思い出してもらえればわかるけど、あれって結構楽しかったよね。
で、あの仕事内容って別に好きでもなんでもないんだけど、なんか楽しいんだよね。
でもって、それが仕事であればついでにお金ももらえてラッキーって感じじゃないですか?
そういう感覚だったら、別にコンビニバイトとかやっても全然いいんですよね。
3.そして、マネタイズに関してもわりと楽しい。
マネタイズをその言葉通りの意味として受け取るならば、何かの対価としてお金を生み出すとなるだろう。
そのマネタイズに関しても僕は嫌いではない。それどころか、マネタイズは数ある遊びの中でもかなり面白い部類に入る。
現に、僕はツアー職人として、ワークショップ職人として、polca職人として様々な謎のマネタイズ方法を生み出している。
そもそも一番最初のマネタイズデビュー戦が謎の合コンだったり
初期の成増学園ワークショップではエロや性をテーマにおいた哲学対話をしていたり
合宿プログラムを作って遊んでみたり
世界征服のための秘密作戦会議遊びをしたり
.そして、面倒臭い人だけを集めた遠足を企画したり
...と、ここまではなんとなくわかる感じで、polcaが導入されてからはさらにこの遊びが加速した。
夜行バスを逃した話を書いたら6000円くらいもらえたり
パインアメを仮想通貨にしたり
最終的には緊縛したいという性欲がお金に変わってしまったりしたのだ。
「なんで、みんなお金を払ってくれるのだろう」
から始まった問いはいつしか
「どうやったら、みんなお金を払いたくなるかな」
という探求に変わって今でもたまにやりたくなる。
そう。別にお金を作る方法を考えることも嫌いじゃない。
ただ、ずっとやるのがしんどいだけなのだ。
4.マイナスがプラスを生む〜「ホームレス中学生」を思い出して〜
そして、上のマネタイズなんかをみてもらえればわかるけれども、「お前、ちょっとしんどくならない?」と言われることがある。
ずっとやり続けるのがしんどいのであって、別にこれはこれで楽しいのだ。
ただ、その言葉はまた別の意味があって、それは僕が意図的にマイナスの方向に足を踏み込みまくっている点だ。
たしかに、ひたすらエロい話をしている人って「うわっ」と引かれてしまうことがあるし
趣味でホームレスをやってみるなんていうのも僕くらいしかいないだろう。
ただ、僕がマイナスの方向に足をあえて踏み入れるのは大きな理由がある。
マイナスの方面は、実際やろうと思えば誰にでも体験できそうなエンタメがあるし、そのエンタメから大きな価値が生まれることもある。
例えば、ちょっと昔に流行った麒麟・田村が自身の体験をもとにかいた小説である「ホームレス中学生」なんかがその一例だろう。
人気漫才コンビのツッコミであった田村が突然「解散!」と言われたあの日のこととその暮らしぶりを小説にすることによって、大ベストセラー作家になった。
その著書の中で、3秒ルールなどの名言を生み出した彼は間違いなく自身のマイナス体験をプラスに変えたと言っても過言では無い。
最近の有名どころだとレペゼン地球のDJ社長の借金の話なんかもマイナスを大きなプラスに変えた例だろう。
マイナスを生み出すことは誰にでもできる。
そして、その多大なマイナスを抱えながらも生還しているというバリューをもっているために、マイナス体験は後々に大きなプラスをうむ。
...でも、自分から死にかけるようなことはしたくないけどね!
ホームレスも「イケる!」というある程度の確証があった上でやったし。
結局、別に一見嫌なことに見えても、食わず嫌いでやってみたら好きだったりするし、どれをやってもそれなりのメリットとデメリットがある。
そして、デメリットは大抵の場合それが永続することによって心理的ストレスを産まれるのだから、別につまみ食いするようにやってみれば、だいたいのデメリットが気にならなくなる。
そういう意味では、別に「好きなことで生きていく」からといって幸せになれるわけではないし、「会社の奴隷となって働く」ことが不幸を呼ぶわけでもない。
フリーランスでもいいし、会社員でもいい。そして、ニートでもよければ、会社の社長になってもいい。
大抵が同じところに止まり続けるからこその問題であって、その環境を移動などによって変化されることができれば、だいたい幸せになれる。
だって、今あなたのいる場所も幸せで、これから向かう先も幸せなのだから。
【有料部分について】
現在のマイキャリアスタイルについて、もっと詳しい話をしていこうと思う。
noteより、boothで買う方がお得なので、そちらで買うことをおすすめするよ!
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