主婦の副業でデザイナーって本当にできるの?
情報商材が流行している中、副業としてデザイナーを目指す人も増えています。特にスクールに通って技術を磨き、副業として動画編集やデザインを始めようとする広告が多く見られます。
しかし、こういったスクールを卒業して本当に副業としてデザインや動画編集で収入を得ることができるのでしょうか?
答えは…「本人次第」です。
スクールが自社で案件を抱えていない限り、案件を簡単に得ることはできません。スクールは入学してお金を払えば後は知ったことではありません。専門学校のような認可学校であれば就職率などの数字がありますが、情報商材一本でやっているスクールには責任はありません。お金をもらえればその後は本人次第です。
卒業後の現実
スクールは技術を教えてくれるかもしれませんが、本当に仕事を得る方法は教えません。なぜなら、技術を売ることの方が難しくて大事だからです。営業が上手な方が案件を得られることが多いです。
スクールで教える営業方法は基本的なもので、本当に仕事を得るための詳しい方法は教えないことが多いです。
主婦が副業としてデザイナーをするのは非現実的?
そうとも限りません。しっかりと営業すれば案件は得られます。
企業が選ぶデザイナー
例えば、あなたが企業の社長で重要なデザインを任せたいとき、誰を選ぶでしょうか。まず、予算があれば大手の制作会社に依頼するでしょう。予算がなければ、せめて実績のある法人に依頼します。業界経験のないスクール卒業生には依頼しないでしょう。
どうすればいいのか?
未経験の人がスクールで技術を学んだとしても、それは限られたものです。業界経験がある人が多くいる中で、未経験者が勝つのは難しいです。まず、自分は最弱の存在であることを理解しなければなりません。絵や動画の技術があるから上手くいくとは考えず、確実に仕事をこなせるかが重要です。
最低限やるべきこと
スクールで学ぶ基本的な技術や営業方法は大事です。最低限の社会常識、マナー、ポートフォリオの用意、契約書の用意などは必ずやっておきましょう。
狙うべきところ
スクールから副業でデザインデビューする人は、業界で最弱の戦士です。まともに戦っては勝ち目がありません。価格でもクオリティでも速度でもきっと勝てないでしょう。そうした場合どこを狙うべきか。
3つの方法
実績のため破格で受ける
こちらの記事で「安売りするな」とか書いていますが、今回は逆のことを載せています。あくまで以下の記事は本職でデザインを行い、あるいは目指していく場合の話です。
破格の価格で最初の案件を受けるのも一つの方法です。ただし、これは目的を持って、実績を積むための手段であり一時的な話です。実績を積んでからは、必ず通常の価格で受けるようにしましょう。
2. 相手がいない戦いをする
ライバルが参入しない状況で交渉します。具体的には、自治体の担当者と仲良くなり、専用の依頼窓口を作ってもらうことです。民間でも同様の依頼窓口があります。
3. 入社または特定の会社に所属する
営業行為は時間と手間がかかります。そこで、自分は安くて便利な人だと示して特定の会社から依頼を受け続けるのも一つの手です。実績と経験を積むことができ、いつでもやめることができます。
最近はSNSを通じて簡単な編集を依頼する企業も多く、そうしたところで受けるのも良いでしょう。Canva編集など、技術向上に繋がらない仕事でも「カネを貰ってデザインした」という実績が重要です。
はじめは半端な仕事が良い
初めはCanvaの編集など、安くても半端な仕事でも受けると次に繋がりやすいです。募集が多く、どこでも同じスキルが使える分野を狙いましょう。これが実績となり、adobeの技術も磨いておくことで、将来的に案件をこなせる準備ができます。
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