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月曜は黒、火曜は血、水曜は白、木曜は茶、金曜は光、土曜は鼠、そうして、日曜は赤の危険信号だ。寂しい筈だ

太宰治著「正義と微笑」のこの一節を紹介した
先月の「言葉にできない、そんな夜。」。

月曜を控えた日曜日の憂鬱感は、当時もいまも
同じだったかと思うが、
火曜は「まだ二日目」という落胆が大きく
色ではなく「血」で表した、
と分析したのは朝井リョウさん。

しかし、当時、土曜日は“半ドン”とは言え
出勤日だったことを考えると、
金曜の「光」がまぶし過ぎる気もする。          

                *

曜日別のカラーイメージを訊ねれば、
人によって選ぶ色は違うとはいえ、
金曜日や土曜日が明るく、
「ブルーマンデー」の名の如く、
月曜日が沈んだ色になることは
想像できる。

私は、月曜さえ乗り越えれば勢いで金曜まで、
と思っているので曜日別の思い入れはない。
ただ、仕事のスケジュールによって
色はまさに色々に変化する。
もちろん土日はリラックスできるが、
何より一人で働いているので、
月曜日は、新たな1週間への期待感の方が大きい。

皆さんも、そんな気持ちで。
明日は月曜日。

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