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おカンがつくった、 冷や飯からのチャーハン。

チャーハンと割烹

対談相手の五代目・尾上菊之助丈と対比させて
自らをそう表現したのは、小籔千豊さんです
(昨年の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。

対して菊之助さんは
「料亭のミシュラン三ツ星の割烹料理」とか。
そもそも比較できるものではない、という
小藪さんの意図も感じますが、
おカンのチャーハンを「ただ味濃いだけ」と
言っていたのを聞いて、私も私の母の
「ただ味濃いだけ」のチャーハンを思いだしました。

「しっかりとした味」への疑問

そんな思い出のつまったチャーハンは別格として、
食レポでよく、「味がしっかりとしていて」と言いますが
それを聞くたびに私は
「ただ味濃いだけ、じゃないんですか?」 と
レポーターに聞き返したくなって、
その舌を途端に信用できなくなるのです。

※写真は“おカンのチャーハン”ではなく、ご近所のお気に入りの中華屋さんの五目チャーハンです。

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