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雑感

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2020年5月の記事一覧

目の前のひとりに向かい合うこと

新型コロナウイルスの影響で、日本でも在宅勤務、オンライン会議がいきなり広がりました。アメリカ企業、特に私のような間接部門の人にとっては、オンラインで働くことはだいぶ前から一般的で、アメリカだと自宅がオフィスとなっている人も多いです。 実際のところ、明確に定義された業務はオンラインでも問題なく進みますし、新しい業務でも、しっかりとしたプロジェクトマネジメントのもと、目的や最終ゴール、成果物、議論のプロトコルなどがきっちり決まっていれば、世界中の人と一度も会ったことがなくても、

重箱の隅ばかりつつきたがる人たち

うう、また日曜日に書けませんでしたが、今週もいろいろと考えることがありました。やりたいことはたくさんあるので、期待し過ぎはいけないよ、と自分に言い聞かせつつ、6月からの保育園再開に希望を託してしまうのでした。。。 -------------------- 以前から、この記事のように、本質を捉えたできる限りシンプルな資料で議論すべきだということをよく書いてきたました。 で、このツイートを書いてみて、「箇条書きだけのシンプルな資料で議論できるかは、その組織がうまくいっている

なぜいま「EQ」が求められるのか?米企業の歴史から考える

社内での「EQ研修」のために作った資料を公開します。EQは最近の米ハイテク企業ではとても重視されており、研修などもよく行われます。 ただ、なぜアメリカのハイテク業界でEQが重視されるようになったのか、それ以前はどうだったのか、という背景や歴史を知っておかないと、「部下と親密な関係を築くのが大事なんでしょ」みたいな浅い理解にとどまってしまい、結果的に現代のビジネス環境で求められるマネジメントを実践できなくなりがちです。 そこで、この資料では、米企業のマネジメントの歴史を概観

事業にも「思想」が求められる

最近は任天堂や無印良品といった「思想」が明確な企業について本を読んだりしています。今週はその大切さについて考えていました。

心理学から学ぶ「眠ること」の大切さ

「マイヤーズ心理学」はとても面白い心理学の教科書で、初学者にとっても理解しやすいように綺麗に構造化されており、記述も学説を踏まえながら分かりやすく書かれていて、図版などのビジュアルも豊富なので、読んでいて楽しくなります。 この本で、睡眠の持つ役割について、研究結果が多く引用されながらうまく説明されているのでまとめてみました。以下の引用はすべて「マイヤーズ心理学」からです(引用内強調はすべて筆者)。 まずは、「睡眠負債」について。 5時間睡眠の夜が続くと、睡眠の借金がかさ

今週のまとめ(4/26-5/2)

いま進めている事業について、そのステータスや考えていることについて書いています。ゼロからの事業作りの記録となっているので、経営や新規事業作りに興味がある方には参考になるかなと思っています。 事業の進捗

「他人は自分にそんなに関心がない」という真実について

歳を重ねるといいことって思ったよりたくさんあります。その一つが「他人は自分にそんなに関心がない」という真実に気がつけたということです。 若い頃の私は、なにかを始める時、挑戦しようとする時にいつも他人の反応が気になっていました。「失敗してバカにされたらどうしよう」「あんなことはじめてイケてないと思われないだろうか」などなど。 でも、経験を積むとわかるのは、他人は自分が思ってるようには、私の考えていること、やっていることに関心がないということ。そりゃあもちろん私が失敗したら「