97年世代の恋愛__1_

まだ手紙とか書いてるの?【97年世代のリアルな恋愛事情】 #ミレニアルnote

ガラケーからスマホに変わるに連れて、恋愛がどのように変遷してきたのか気になる方も多いでしょう。そんな97年世代の恋愛についてまとめました。

まずは僕がどんな人なのかご覧ください。

【こーいちとは】
1997年12月18日生まれの21歳
小中高を埼玉の公立校で過ごし、大学は都内のマンモス大
初めて彼女ができたのは中学2年で、今の彼女と付き合ってもうすぐ3年

今では僕よりも長く付き合っている人がいなくなってしまったので、周りの友達から恋愛相談をされることも多くなってきました。

振り返るとかなり多くの事例があるので、個人を特定できない程度に出していきます。

【小学校時代】2004年 ~ 2010年

小学校時代はもはやとても小さなコミュニティで恋愛ごっこをしていた感じです。携帯を持っている人もかなり少数で、付き合うといっても本気にはしないような、誰が誰のことを好きだとか、あいつは誰にバレンタインを渡すんだとか、そんな可愛い恋愛をしていて、今思い出すとちょっとエモい気がします。

"ジンクス"のようなものも流行っていて、鉛筆が短くなるまで使うと好きな人と付き合える、とか、消しゴムに好きな人の名前を書いて最後まで使い切ると付き合える、などです。

僕の小学校時代はこんな感じだったんですけど、後輩たちからは「小学校のカーテンでエッチなことをしていた」などと聞いているので、隠れてやってることをやってる奴はいたのかもしれません。

【中学校時代】2010年 ~ 2013年

中学生の付き合うまでの主な流れ
知り合う

メールアドレスを交換する(LINEの普及で必要なくなる)

お互いの性格を知って粘着性を高める

直接or手紙で告白する

中学校に入ると携帯を持ち始める人が増えつつあり、メールで連絡を取り合うことでお互いのアクションを増やしていました。僕も可愛い子がお風呂から上がった報告を受けた時は妄想しまくっていました。

この頃になると、"直接告白することが正義派" vs "メールで告白したって変わらない派"がバチバチ戦っていた印象です。結果としては直接告白する派の勝ちで、理由としては「メールでの告白は裏が見えないので、もしかしたら友達との遊びで告白されてる可能性があるから」でした。毎日メールで連絡を取り合っていても、直接告白しなければ成功しない時代でした。

中学1年生の当時一瞬だけ流行ったのがmixiです。
あの頃mixiがあったおかげで中学校に入る時に離れ離れになったしまった女子と繋がることができました。mixiには足跡機能があったので、不用意に好きな子を見に行くと足跡がついてしまいます。好きな子を意識していると思われたくない人は、できるだけ足跡がつかないようにしていました。

そして中学2年生になり、徐々にLINEが参入してきました。LINEが普及されてクラスのグループラインができることにより、"連絡手段をゲットする"という最初の壁を簡単に突破することができるようになりました。もはやどんな陰キャでもクラスのマドンナと連絡することが可能になったのです。

中学3年生になるとスマホが普及し始めました。全員がスマホになるのは高校生になってからなのですが、スマホになったことによりSNSを始める人が多くなった印象です。FacebookやTwitterなどを始める人が増えていきました。もちろんSNSを使って繋がってはいたのですが、あくまで主戦場はLINEで、クローズドな場所で繋がりを持つことが重要でした。LINEで毎日連絡を取り合うことが彼氏・彼女を作る最初のステップだったのです。

【高校時代】2013年 ~ 2016年

高校時代の付き合うまでの主な流れ
知り合う

グループLINEに参加する

個人LINEをする

告白する

高校時代の話をするには、高校に入学する前の話をする必要があります。

Twitterのおかげで入学する前からどんな人が同じ高校に入るのかわかっていました。主に"#春から〇高"というタグをプロフィールに書いたり、投稿したりすることで入学前から繋がりを持つことができました。入学する前から"◯高(新入生)"のような全体LINEがあって、可愛い子に片っ端から声をかけていくような奴もいました。こうして高校の恋愛は0次会から始めることが可能になったのです。

高校1年生になると、ほぼほぼ全員がガラケーからスマホに変わっていて、多くの高校生がTwitterをやっていました。Twitterで相互フォローしあうことで、「なんでLINEを返す前にTwitterを投稿するの?」という悩みを持つようになります。それから、Twitterに恋人とのツーショットを載せたりポエム調の愛の言葉を書くともれなくスクショを撮られ、クローズドなグループLINEで拡散されていました。そして別れるとTwitterアカウント自体が削除されるのですが、削除されずに残ってしまったものは今でも黒歴史になっています。

女子はSNSによってお金持ちの年上と繋がることが可能になりました。オタク気質がある女子やバンドが好きな女子はTwitterで知り合った大人と知り合って、付き合い、同棲を始めた人もいるくらいです。JKブランドを最大限まで活かしていました。

LINEで告白することもコモディティ化されていき、わざわざ直接告白せずとも手軽に告白できました。LINEで告白して、失敗すれば「ごめん!友達にやらされた!」という逃げ道があったのです。メールの時は「メールでの告白は遊びの可能性があるから嫌だ」という女子の意見は男子の逃げ道に変化したのです。

まとめ

とりあえず高校時代まで書いてきました。

次は"浮気"に関しても書こうと思いますので、お楽しみに。

美味しいご飯を彼女に奢ります。