「みんなやってるよ」って言う心理をクリエイティブ(?)

なんとなくツイッターみてたら「みんなこの商品買ってるとおもったらフォローしてる人がめっちゃ買った人のツイート RT してるからだった」ってつぶやきみたので。

これは気づかれちゃってたけど、こういうのってオンラインゲームである手法のひとつに似てるなぁって思いました。

「世界中で流行ってるよ」

よく「世界中で流行ってるよ!だって Twitter そればっかりだもん」と聞くのが多い気がします。

Twitter は間違いなく世界で最も普及している短文型の SNS なのでこの発想は根本的には間違ってはいないとは思います。

でも、情報を発信したりなにかを話題にする時って、大人になって世間を知っていくにつれて何に対しても「もしかして、これを言っているのは自分だけ、もしくは自分の限られた周りだけなのでは?」って思ってしまい、自信満々に言う機会も減っていってる気はします。

主観=世界では無いとみんな知っている

じゃあなんで自信満々に言えやすいのかっていうと、 Twitter は客観的な要素をすごく感じられるからだとは思います。

知ってる知人間でしか使っていない人も多いですが、基本的にはフォローという単方向な繋がりの集合体なので、全く知らないけど興味のあるアカウントや、実際にあった事は無いけど、気の合う人とも繋がっている状態な気がします。

これは要するに第三者の視点が多いツール、という認識が定着しているんだとは思います。

「靴磨きの少年が株の話をする」みたいなのがありますが、なにかが流行りだしたと確証するのは、自分が感じた事や周りが言ってる事よりも、全く知らないだれかも言い出してるという場面をみると、実感となりそれが確証と思うので、発信する事にも自信がでている気はします。

実は Twitter のトレンドは主観的な世界観

Twitter でよく「すげぇ!トレンド1位じゃん!」と上げられているスクショにこんなのが多い気がします。

実はこれは全体のトレンドではなくて、使ってるユーザー個人の動向からみた興味を示しそうなトピックです。左上の「おすすめ」ってタブを選択した状態です。

実際のトレンドはこっちで

「トレンド」タブを選択した状態です。

でもぱっと見おすすめタブと違いが無い様に見えるのもあるとは思います。

客観性を感じる主観的な世界

じゃあ 「なんだよ! 世界の意見だと思ってたのに! Twitter 嘘じゃん!」かと言うとそれは違う気はします。

表現難しいですけど極力客観性を感じられるようにしているというか。まあ、客観的なものばかりだと興味を無くすってのもあるんでしょうが。 

オンラインゲームでも、同期というか、他のユーザーと繋がっている感じをだすために世界は共有している風にみえて、よくみると個別の世界が動いているという手法はよく使われてるので、そういう部分では近しいものがあるのかなとは思いました。経路は違えど結果があってれば同じ世界と認識するみたいな。

なんかそういう意味では色々参考になるなぁって

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