フェイスブック 若き天才の野望 (デビッド・カークパトリック)
(注:本稿は2011年に初投稿したものの再録です)
遅まきながら読んでみました。ちょっと前に映画化もされ大いに話題になったfacebookの創設者マーク・ザッカーバーグを取り上げたノンフィクションです。
内容は、しっかりした取材に裏打ちされているようで、著者が紹介する数々のエピソードも想像していたよりずっと充実していました。
まず始め、著者はfacebook誕生の瞬間をこう綴っています。
私自身、最近(注:2011年当時)はほぼ毎日facebookにアクセスしています。登録した当初は馴染めなかった機能も、今では当たり前のものとして受け入れるようになっています。
最初、ちょっと面食らった機能は「ニュースフィード」でした。この「ニュースフィード」がfacebookに登場したのは2006年9月5日のことです。
自分のコメントや行動が自動的にオープンになるというのは如何なものか・・・。
おそらくこういった機能を受け入れるか否かがfacebookのファンになるかどうかのひとつのメルクマールになるように思います。
さて、最後に本書の中で紹介されている興味深いやりとりをひとつ。
2009年1月にダボスで開催された世界経済フォーラム期間中、あるレストランでザッカーバーグはgoogleのラリー・ページとテーブルを囲みました。
このときページの頭の中には、すでに「google+」の構想があったのでしょうか。
(google+はあまり普及することなく、早々にクローズしましたね)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?