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地球の果てへ-世界秘境の旅82 (ロムインターナショナル)

 時折、本選びの参考にさせていただいている「ぶっく1026」さんが紹介していた本です。

 収録されている土地や事物は、最近流行の「世界遺産」的なものもありますが、もっと素朴であったりワイルドであったりしています。

第1章 一度は行きたい異郷の果て
第2章 聖なる地を求めて
第3章 未知なる文化との出会い
第4章 人類の遺産を歩く
第5章 知られざる都市、地域
第6章 動植物の聖域

の6つのセクションに分けて4ページ1セットで写真・解説が続きます。
 写真のクリアさがいまひとつなのが残念ですが、むしろそれゆえに希少な雰囲気がでているかもしれません。

 世界各地、秘境と銘打っているので当然ですが、ほとんど観光地化されていない興味深い地域ばかりです。
 が、唯一私も訪れたことがある場所が載っていました。ドイツ南部の「ノイシュヴァンシュタイン城」です。ただ、ここは「秘境」というにはちょっと違うような気がします。

 本書で紹介されているところは日本以外の場所が対象になっていますが、日本国内にも大事にしたい素晴らしいところは数多く残っていると思います。

 私も、はるか昔学生時代に西表島に行ったとき、マングローブの林の中をかき分け、ピナイサーラの滝上に登ったことを思い出しました。
 眼下にひろがる亜熱帯林の緑と珊瑚礁の海の青、それはもう素晴らしい景色でした。


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