高倉健 七つの顔を隠し続けた男 (森 功)
(注:本稿は、2019年に初投稿したものの再録です。
この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)
高倉健さん、彼にまつわるエピソードを辿っていくと、とても魅力的な人物だと感じいります。もちろん俳優さんですから、全て “素” を表に出していないのは当然でもあります。
さて、本書、読み終わっての印象ですが、私が勝手に期待していた内容とはかなり隔たりがありました。週刊〇〇の記事を一冊分にとりまとめたという印象を抱きます(実際はそうではないのですが)。
さもありなんという高倉健さんの魅力的な一面が詳しく紹介されていますが、最後の方の章はかなり中途半端な掘り下げ方で、後味の悪さを感じました。
最近、高倉さん関係で別の立場からの本も出たようですが、そちらは絶対読まないでしょうね。
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