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使命を果たす

わたしの使命とは…

なんだろう

世の中をつなぐお役
昔々、おやさまにそう言われた

世の中をつなぐ?
もともと書くことは好きだから
それであればいい

でも違っていた
子どもを産み育てて
その子たちを世の中に役立つようにすること

それはあとから分かって来た

わたしの使命は半ば終わったようなもの
母を見送り
子は巣立つ

後は何もない
好きなこと
やりたいと思うこともない

ただ書きたいは有る 
それだけだ

十日に一度
神さまの話しを聞き
こころ学びをする
最近はそれさえも
おサボりをしたくなる
なぜだろう
どうしてだろう

何にも縛られない生活は自分を律しなければならない
こんなダラダラな人間がそれをやらなければならないなんて

昔から思っていた
自分で自分を律することが苦手だと

こうやって次々に課題が与えられる
生きるってこういうことか

まだまだ彼方の世界には還ることは出来ないのか

自分の苦手なことがやって来る
立ち向かう勇気がない

何にも手が付けられない
どうしたらいいのだろう

目先のことをやるのに手一杯
次々と押し寄せる

焦らずに行くしかない

それは逃げではないのかと
自分を責める

どうしようもないのに

そんなことを考えつつ
母のことを思う

そうか…母はもう使命を終えていったのか
最期の最期まで命の炎を燃やし続けて

立派に自分を律していった

あの人は強いから

命を使う

それが使命

世のため人のために

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