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間伐した孟宗竹を活用してコップをつくる

のりにてぃです。先日の竹ワークショップのイベント準備で自然インストラクーメンバーと孟宗竹でコップをつくりの試作をしました。


コップのプロトタイプを量産


直径90mm~120mm程度の丁度いいサイズを節目を残してカットするといい感じのコップになります。簡易的ですが湯煎してしまえば竹のいい香りを楽しみながら飲み物を注げます。

そのまま火にかけてご飯を炊いても美味しいかもしれませんね。中には虫食いやカビが生えているものもありますので、飲み食べに関わるものは比較的若い新鮮な竹を活用できるとベターですね。

大量に作成した竹のコップ試作版

口あたりを良くするためのひと手間

今回のワークショップでは竹職人さんのような凝った加工ではなく、簡易的に体験する目的の工作になります。
とはいえ、何か飲み食べする際はバリやササクレで口を切ってしまうかもしれませんね。サンダーで外側を、ナイフで内側を削ってなめらかにすることで口当たりが良くなります。

白湯や水を飲むだけでチョット特別な気分になれそうですね。

グラインダーで削ってなめらかになった竹コップ

間伐竹の活用アイディアはたくさんある

試作として今回はワークショップで伐採のプロセスがメインなので品数が多くなると準備も大変になるので、絞って行こうと思います。
同じ竹でも太い部分や細い部分。枝葉と、いろいろな部位をどう活かすかで生活の中で使えるものから園芸で使える資材と用途多彩なものに生まれ変わります。

何かと便利になった世の中ですが、身近になる竹林を放置せず、林を元気にしながら生活を豊かにしたり、維持管理として多少の利益になるようなサステナブルなアイディアをどんどん見つけたいものです。

伸び放題の竹林

アイディアが必ずしもある人の課題の解決策になるとは限らないので、まずは興味をモテる人を増やしつつ、ワークショップを通して活路を見出したい所存。

のりにてぃでした。

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