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【第66回岸田國士戯曲賞最終候補作を読む】序

先日、第66回岸田國士戯曲賞の最終候補作が発表されました。昨年に引き続き、候補作を読んでいきたいと思います(あくまで白水社が公開してくれることが前提ですが)。

ちなみに昨年の記事は↓

柳美里さん、1年で選考委員を降りることになってしまいましたねぇ…。今回は平田オリザさんの名前もなく、岩松了さん、岡田利規さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、野田秀樹さん、矢内原美邦さんの5名で2月28日に選考会が行われるとのこと。

最終候補作は以下の9作。

小沢道成『オーレリアンの兄妹』(上演台本)
笠木泉『モスクワの海』(上演台本)
加藤シゲアキ『染、色』(上演台本)
瀬戸山美咲『彼女を笑う人がいても』(「悲劇喜劇」2022年1月号掲載)
額田大志『ぼんやりブルース』(「悲劇喜劇」2021年11月号掲載)
蓮見翔『旅館じゃないんだからさ』(上演台本)
ピンク地底人3号『華指1832』(上演台本)
福名理穂『柔らかく搖れる』(上演台本)
山本卓卓『バナナの花は食べられる』(上演台本)

このうち、劇場および配信で上演を観ているのは、『染、色』、『ぼんやりブルース』、『華指1832』を除く6作。
今のところ、予想としては瀬戸山美咲さんの『彼女を笑う人がいても』ですが、これまでの候補作に関しては選考委員の評価は決して高くないんですよねぇ。
さてどうなりますか。

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