見出し画像

スマートホーム化計画その1〜寝室 朝寝坊 絶対阻止システム〜

年が明けてから、仕事へのモチベーションが全然あがらない。
あがらないと言うと、さも元々持ち合わせているかのようだが、元々仕事へのやる気などないような気もするから、そりゃそうだろうよ、という諦めの気持ちもある。
いつにも増して朝が全然起きられないから、2022年は遅刻続きの社会不適応者なので、さすがにこれでは職場の皆様に対しても示しがつかないと思い、以前から狙って少しずつ準備してきたことに着手することにした。

いわゆる、はやりのスマートホーム化である。

何それという疎い方にご説明すると、IoT(Internet of Things)を使うこと。家電のあれこれをIoTにして、ネットの力を使って何もかもを操る家にしていこうという魂胆である。

昨年、ボルンバことロボット掃除機を導入してQOL爆上がりデビューをしたのだが、
アレクサもまあまあ使いこなせてきた私の次の狙いは、ベッドに寝たままの状態で、朝になったら勝手にヒーターがついて部屋の電気もつくという嫌でも目が覚めるシステム化を進めたいのである。

元々、何でもタイマー仕掛け人間なので、学生時代からありとあらゆる家電をコンセントタイマーを使って時間を操ってきた。
そう言うと格好いい感じがするが、こたつつけっぱなし、ストーブつけっぱなし、アンカ(わかりますか足を温めるやつです)つけっぱなしで、毎日親に怒られまくっていたため、親がコンセントタイマーを買ってきたのが始まり。
それから自分で買い足して、扇風機やラジカセとかにもつけてた気がする。つまり何もかもやりっぱなし人間、だらしない人間ということなのだが、コンセントタイマーのおかげで、そのもの自体にタイマーがついていなくても全然良かった。電源は常につけっぱなしでタイマーを回してオンにしたりオフにしたりするようにしていた。これさえ回しておけば勝手に消えるから...というのが私を守り続けてくれていたのである。

画像1

これはこれでいいのよすごく。長年売られているだけある。




また、今も起きてから仕事中、そして寝るまでの間、iPhoneのタイマーをセットしまくっていて、家を出る時間、会議の10分前、ラーメンの茹で時間など小刻みにしょっちゅうアラーム画面をいじっている。
アラームがないと、違うことに熱中して忘れてしまうADHD気味な私なりのライフハックなのだが、朝の目覚めは音だけではどうにもならないので困っていた。
電気が勝手につけば目が覚めるのに。
部屋が温かくなればベッドから出られるのに。
そう言い訳をしてきたが、これができるようになるツールがあると昨年知り、我が寝室に導入したいとずっと思ってきたのである。

まず旧型のコンセントタイマーだとオンタイマーかオフタイマーのどちらかしかセットできないため、眠る頃に消して起きる頃にまたつけるというのができないため、旧型のタイプからデジタルタイプに変えた。

(これが一番使いにくくてすぐやめた。)

これだと、ヒーターを夜22時半につけて深夜1時に消えて、朝7時45分について朝8時10分に消えるなど何パターンもオンオフ両方セットできるので良かったのだが、設定を変えたい時にいちいちコンセントのところにさしたこれ自体をいじらないといけないのが面倒だと分かった。
そのため、この旧型とデジタル型は我が寝室部署を解雇し、実家送りにした。

画像2

ここからがようやく本題。
さてさてスマートホーム化の第一歩となるのだが、スマホでいじれるコンセントを買ってヒーターと加湿器、電気毛布につけた。
買ったのはこちら。

これを根元にさせば、スマホでオンオフを操れるのである。

画像4


ヒーター本体のタイマーは使わず、常に連続の状態にしたままでもスマホで操作するから大丈夫!(何故写真がこんなに水色かはまた後で。)

これで、ベッドに寝ながらにしてヒーターのオンオフが可能となり、曜日ごとにタイマーをセットし、外泊などで家を空ける時はオフにしておけるし、飛騨の旅でオフし忘れたことを気づいたら旅先の旅館で遠隔でタイマーをオフにできた。良かった。

そして、寝室の電球も、スマホで操れるタイプの物に換えて、同じアプリで寝室の電気をつけたり消したり、時間を細かく設定したり、明るさや色まで変えることが可能となった。
買ったのはこちら。
コンセントと同じメーカーにした。
その名もTAPO。タポちゃんである。


別に必要ないけど、色んな色の灯りを一応試してみた。

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

見る夢の種類も変わりそうな雰囲気である。
タポちゃんは根っからの遊び人らしくパーティーモードがあり、カラフルに色が変わって点滅する。いや、いつ使うねんな。
私は朝寝坊を阻止したいだけなのに。
色によっては、淫らな女になりそうで怖い。
「ねぇ,私の寝室のパーティーモードのライティング見にこない?」とかのセリフをあちらこちらで乱発しだしたらどうしようか。
寝室のモロッコテイストのランプシェードが淫靡さを加速させている気がする。
さてこのスマート寝室朝寝坊阻止システムで、遅刻が減るのかどうなのか。
何色のライトが一番目覚めが良いのか。
もちろん白色もあるのだが、色々試してもう少し様子をみてみようと思う。

ちなみに、これらは全てアレクサで操れるらしく「アレクサ、電気つけて」とか言えば自由自在らしいが、まだアレクサに話しかけるのに抵抗がある私は、密やかに静かにiphoneで操作する方が性に合っているから良い。
というか、家では声を出すことすら面倒臭い人間になりつつある。
加湿器に水を入れることが以前より面倒臭くて仕方ない。
スマートホーム化は私をますますダメ人間にしている気がしなくもない。
だが、今後、自分自身が意欲や理解力や読解力なども落ちて融通の効かない頑固な人間になっていくだろうから、年老いてからの新しいツールの導入は避けた方が良いし、やるならできるだけ早い方がいいと思っている。 
こういうのは人に教えてもらってやるものではないし、人に教えてもらわないとできないくらいならどうせちゃんと扱えないからやらない方がいいと思っている。
できるだけ今のうちに便利なことに手を出しておきたいと思っているから、便利さを身に付けて堕落していくのは本末転倒なような気もするが、先のことを見越しているからいいと思うようにした。
きっと10年後の自分が、今の私の手抜きへの準備と努力に対して、グッジョブと言ってくれると思う。
意外と、タポちゃんのパーティーモードのライティングを楽しんでいる老後かもしれないし。


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

サポートしていただければ、世界多分一周の旅でいつもよりもちょっといいものを食べるのに使わせていただきます。そしてその日のことをここで綴って、世界のどこかからみなさんに向けて、少しの笑いを提供する予定です。