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継続は力なり

「継続は力なり」-この言葉を、幼いころからどれだけ聞いたことだろう。大人たちからこの言葉を、シャワーのように浴びせられてきた。しかし、心から実感できるようになったのは、ごく最近のことかもしれない。

自らのふりかえりや、人々の成長を見守らせていただくなかで、「継続は力なり」を、自身の言葉として、ようやく語ることができるようになってきた。

あまりにも、有名なこの言葉の語源とされる節

青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ (住岡夜晃著『讃嘆の詩(樹心社)』より)

なんて、強い言葉なのだろう。何も語れなくなるほどの、清さ、潔さ。

青年に向けた言葉であろうこの言葉が、いま強く打たれる。

目標をもつこと、努力すること、続けること。この繰り返しが、人を大きくしていく。いたって、シンプルな法則。


村上紀子


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