リーダーの覚悟と決断

組織の在るべきすがたで多く語られる概念があります。
・共通目的にむかい、働く人々が主体的に考え動く組織
・縦横コミュニケーションが、建設的になされている組織
・改善文化が醸成され、機能している組織

一方、組織的不正や改革と称した形骸的取組みが変わらず世の中に存在しているのも事実です。そしてその矛盾は、人々の不平不満や愚痴を生み出しています。
・自分さえ良ければ、それで良いと感じる風土
・良くないことを、良くないと言えない風土
・古くからのならわしを、変えることができない風土

矛盾や違和感を感じ、離脱する人と同化する人が出てきます。組織にとっては、どちらもマイナスです。

改善や改革には痛みが伴います。
痛みを引き受け、希望へ昇華させるリーダーの覚悟が必要なのです。

何を守り、何をやめ、そして何をするのか。
リーダーの決断が、転機を生み出します。