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「変わらないといけない」のではなくて。

「変わらないといけない」でも、「変えなければいけない」のでもない。「変わるやりかたを選び、変えるやりかたを選ぶ」。さらにいえば、「変えない」ことも、選び、それは守る。人にも組織にも当てはまることだと思っています。

「変わらなければいけないことはわかっていますが、変えられません」

多くの人々の苦悩です。変わろう、変えようと叫ばれ、現状の打破、問題・課題の解決、新たな境地へー、と叫ばれる昨今、焦燥感が高まります。

大切なこと、

1.変わること、変えることが目的ではない

2.目的は、「よりよい未来へ」「あるべき姿へ」

3.そのための、選択肢をもつ(創る)

4.最善を選び、潔く手放す

5.実行する

結果的に、変えることになり、変わるのではないでしょうか。


「変わらなければいけないことはわかっていますが、変えられません」

簡単ではないですね、だから私たちは悩み、考えます。悩み、考えることは、とても価値があることだと思っています。

外的環境の変化が激しく、未来予測がし難いいま、「より良い未来」「あるべき姿」に向けて、選択肢を増やし、最善を選ぶ。そしてその最善も、やがて最善ではなくなる時がくるのだと。

現状を真正面から捉え、考え抜いて、より良い手段をみつけ、選び、やり抜く。この一連の営みが、大局的にみると、「変化」なのだと思っています。

この一連の営みは、まさに「ファンクショナル・アプローチ」です。汎用性高く、再現性高く、本質を捉えたまま変化を起こしていくのが、ファンクショナル・アプローチの真髄です。


「変える」ことが目的になっていませんか。

村上紀子

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