対話で出てくる想い 8月お話し会
8月30日、橘総合センターをお借りして開催したお話し会。
一人っきりでの自習時間も長かったのですが💦
通りがかった方が「え、何話してもいいの?」と、足を止めてくださいました。よかったー。
〇野良猫をへらすには、猫好きの人の理解が必要?
保護猫活動や地域ねこ活動(詳しくは↓)に取り組んでおられる方。
周防大島町では、行政の事業として「地域ねこ活動等推進事業」という事業があります。令和3年度新規事業として立ち上がり、今年で3年目。
ご自分たちで費用を出して猫保護・地域ねこ活動に取り組んでおられることに敬服するばかり。町の補助金は十分な支援とはならないかもしれませんが、その方々の活動の実態や地域の課題が、行政や私たちに伝わりやすくなっているということを感じます。
かわいいからと言って無責任にえさをやると、どんどん増えて近隣から苦情も出る。お年寄りになって施設に入られた時など、急にたべものがなくなって、猫が路頭に迷うなど。
お話しするなかで、猫に対する地域の理解をすすめることが必要だということが出てきました。防災行政無線での行政からの呼びかけを聞いたことがある人もいらっしゃるかも?届けたい人に思いを届ける工夫をさぐっていきたいです(アイデア募集!)
〇景観の中にあってこその観光スポット
せっかくたくさんの人が訪れる観光交流施設があっても、その周辺に廃屋があったり、沿道の木がせり出したりしていると、残念に感じられてしまうという話もありました。確かに・・・!
誰がやるの?ということはケースバイケースになると思いますが、「ここがどうなったら、もっと気持ちよく来る人に喜ばれるかな?」というところからスタートすると、超えるべきハードルがクリアになって、対処していけるのではないかと思いました。
〇よその町のことだけど私にも関係する課題には?
オンラインで参加された方とは、上関町の中間貯蔵施設調査受け入れについての考えなどを意見交換。
周防大島には、東日本大震災を関東方面でご経験された後、移住してこられた方も大勢いらっしゃいます。
あれから12年。目に見えない放射線という危険と対峙したときに、人間にできることの少なさ。避難した方々のつらさを目の当たりにされています。そして今の海洋放出。。。
「安全だ」という人が理解できない。あの原発だって、安全だって言ってたのでしょう・・・?この辺の方たちは、やっぱり当時のことを肌感覚で感じていないから、危機感に差があるのかな。とも。
周りの方とこの話をしようとしたときに、あまりに意見や考えが違って、けんかになってしまうので、話しづらいとも悩まれていました。
先日、周防大島の隣島、柳井市にある平郡島の自治会さんたちが、柳井市長と山口県知事あてに、中間貯蔵施設受け入れに反対の立場で「当事者という意識をもって対処してほしい」と要望されたと聞きました。
「私たち一人ひとりが誘致を断念してもらうような働きかけをできないかな・・・?」
そういう思いをもつ方たちの話も聞いてみようと思いました。
次回は、9月議会が終わってから、を予定しています。
9月26日(火)13:00~15:00 東和総合体育館研修室
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