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地域おこし協力隊は仕事を用意されているわけではない

こんにちは
福岡県古賀市 3人目の地域おこし協力隊
"かんとうのりこ"です

このタイトルで読もうと思った人は
少なからず「地域おこし協力隊」に興味のある方で
一体どういう意味だろう?と思われたのかもしれませんねー。

タイトルの通り今回は
地域おこし協力隊として採用されたからと言って
その自治体で仕事が用意されているわけではない
と考えたほうがいいというお話
です。

まぁ、ミッションによっては
具体的に仕事内容が決められていて
その通りに活動すればいいということもあるかもしれませんが
多くの場合は
”商店街の活性化”や”空き家対策”、”観光をメインとした地域おこし”など

協力隊員にやってほしい仕事はあるけれども
「その内容・方法に関しては自分で考えて行動してね」


という場合はほとんどじゃないでしょうか?

つまり、自分で考えて行動を起こせないと
わざわざ移住して来たにもかかわらず
何をしていいのかが見出せなくて
地域で孤立してさみしい…辛い…
なんてことになりかねないんです。

逆に言えば、自分で考えて行動できるなら
自由度満載で楽しくて仕方がない!
ということにもなり得ます。

あと、今まで研修などでお会いした
別の自治体の地域おこし協力隊員の人たちは
結構、手に職というか
実績のある人たちが多いなぁという印象です。

一級建築士の資格を持っていたり
デザイナーやイベンターとしてそれなりの経歴を持っていたり
「今までにこういうことをしてきて、こういう実績があります」
と話せるし、名刺にも肩書として書けるものがある
という人たちが多数を占めている感じがします。


語弊があるかもしれませんが、
都市部で実績を積んで肩書を作った人たちが
地元に戻ってきて
自治体を絡めながら仕事をとっていく基盤づくりとして
うまく地域おこし協力隊の制度を使っているようにも見えますし
自治体としても
任期終了後にちゃんと独立起業できる人を
あらかじめ選んでいるような感じでもあります

多分 今が、地域おこし協力隊の応募&採用の過渡期なんじゃないかなー

なので、私みたいな
特に何という経歴・肩書のない人間が同じ研修の場にいると
「古賀市はずいぶん、リスキーな人選をしたな」と
ちょっと不安になったりもします。


ともかく、
会社勤めをしていて
やりがいのある仕事をしたくて
上司に
「もっとやりがいのある仕事をください!」
とか言っちゃったことのある人には
地域おこし協力隊の仕事は
なかなか厳しいかもしれません。

あなたが何にやりがいを感じるのか
他人はわかりませんからね。。。




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