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個人画廊でくつろぐ-サンパウロ便り


街の落ちついた区域には
個人の絵画コレクターが解放するスペースがあります。




たとえば右手前、馬のモチーフの一枚は
1920年代からブラジル近代絵画を率いて活躍した
巨匠 Di Cavalcanti の一枚です。



ブラジル美術の世界といえば日本からの移住者の影響も忘れられません。

日本からブラジルに移住した美術家たちは多く、
美術工芸の世界では、100年前から現在もなおたくさんの日本出身の作家たちが美術活動の一端を担っています。




上はブラジル人作家の作品で、ブラジルの大らかな人々の営みをじつによく伝えています。




個人ギャラリーの中庭は、小さな坪庭で小鳥たちも集まってきます。
珈琲を飲みながらゆっくりと時間を過ごし、命の洗濯ができました。





展示ギャラリーは Arte 132
Av. Juriti 132 / 04520-000 / Moema / São Paulo
Email: contato@arte132.com.br


今日はのんびりくつろぐ美術の話題とともに、日本からの移住者のブラジルでの役割を少しだけお伝えしてみました。

読んでくださってありがとうございました。

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