かすみゆく夏・葉先に宿る光 -サンパウロ便り
街のまんなかにも、次の季節の便りが届き始めています。
句会のグループチャットには、秋の季語がずらりと並びました。
ひかりのなかに小さな秋が、忍び足で近づいています。
太陽の勢いも
朝夕は「優しげいろ」に姿を変えて
それでも静かに、命は次々と芽生え
はしゃいでいた真夏のざわめきを
葉先にひっそり留めて
触れればまるで消えゆくかのように
揺らいでいます。
新しい季節へあともう少し。
日本とブラジル
真逆の季節を進みながら
愛おしく、同じ想いに包まれています
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