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男性ファースト社会の日本

今朝こんなTweetを偶然見ました。

先日偶然にも、日本語の生徒さんから同じようなことを言われていたんです。だから、余計に考えさせられました。

その生徒さんは初級レベルで、「家族について話す」という会話の練習をしていました。

レッスンの前に、家族の名前を勉強できるYouTubeのビデオを2-3本、生徒さんに事前に見てもらっていました。

それらのビデオを見た生徒さんから「日本では、私の家族はお父さん、お母さん・・・のようにお父さんから言うんですね。」と言われたんです。

その生徒さんはアメリカ人です。

そう言われるまで、私は、ぜんぜんハッとする気づきがありませんでした。

確かに私も自分の家族について話す時に、「父、母・・・」のように、どうしても深く考えずに、「父」から最初に話しています。

そして、今までのレッスンを思い返してみたら、アメリカやヨーロッパの生徒さんは、「お母さん」から言い始める生徒さんが多かった気がします。

日本では、先程のTweetにもあるように、言葉の上では、明らかにいつも「男」が先にくる言葉が多いですね。

私の知識では、家父長制やその歴史的背景、家族制度など、とてもじゃないけれど語れないし説明できません。

でも、改めて「なんで?」と問われて、気づき考えさせられることってありますね。

最後に、今の時代「家族制度」「家族」って何?ということも問われる時代になりました。

サザエさんのような家族はもう存在しません。

いろいろな家族のカタチがあります。

私の生徒さんの中には、ゲイカップル、シングルマザー、親が離婚している、籍を入れずに長年パートナーとして暮らしている家族など、いろいろな人たちがいます。

だから「家族について話す」というトピックも、どのように話すか・会話をしていくか、ちょっと見直さなければいけないなと思いました。






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