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~バイクを一生安全に乗るために(2)~ヘルメットの重要性とサイズについて~

神奈川県横浜市戸塚区の女性ライダー弁護士西村紀子です。

 一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、日々感じたり観察したりしたことで、皆様のお役に立つと思えることを、つぶやき発信していきます。

 本日は、一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、"バイクを一生安全に乗るために(2)”です。

 (1)はこちらです。
   ↓

 バイクを一生安全に乗るために、私が心がけていることの続きです。

 バイクは、四輪の車と違って、体がむきだしです。
 このような性質であるバイクで、万一の事故に備えておくために重要なのは、皆様もご存知のとおり、
    ヘルメット

    プロテクター
です。

 ヘルメットは、私は、SHOEIのフルフェイスのヘルメットを使用しています。
 ただし、ヘルメットで何より重要なことは、種類よりも何よりも、
    頭のサイズとの適合性
です。
 どんなに高性能のヘルメットでも、頭のサイズと合わずに事故の衝撃で外れてしまえば、何の役にも立ちません。

 私が扱った交通事故でも、このことを痛感させられる事故がありました。

 二人乗りバイクが、車に激しく衝突して、二人とも飛ばされて地面に叩きつけられた、という事案がありました。
 この事故で、人から借りた自分の頭のサイズの合わないフルフェイスのヘルメットをしていた方は、事故の衝撃でヘルメットが外れてしまい、頭を地面に強く打って亡くなってしまいました。他方で、もう一人の方は、自分の頭のサイズの合った半ヘルを着用していたのですが、この方は、特に頭に傷害を負うこともなく、軽傷で済んだのです。 
 だから、フルフェイスでなくても半ヘルでも大丈夫だ、という話ではないのですが(やはり、フルフェイスの方が良いとおもいます)、種類よりも何よりも、頭のサイズに適合していることが何より重要であるということが痛感されるケースでした。

 さて、次に、ヘルメットでもう一つの注意事項。それは、

   間違っても、あごひもを締め忘れないこと。

 あごひもを締め忘れては、せっかく頭のサイズに合った高性能ヘルメットを使用していても、先ほどのケースと同様に、事故の衝撃でヘルメットが飛ばされてしまい、やはり、何の役にも立ちません。
 せっかく、きつくて暑いのに耐えながらフルフェイスヘルメットを被っていても意味がなくなってしまいます。
 あごひもの締め忘れにも要注意(わざとあごひもを締めないのは言語道断です)。

 実は、私は、自分はあごひもを締め忘れることはないだろう、と慢心していました。
 ところが、、、
 昨年と今年と1回ずつ、冷や汗をかく経験をしました。
 いすれも、高速道路のSAやPAで一旦ヘルメットを外して休憩を取った後、再度、ヘルメットをかぶって出発するとき(いずれも夫の後ろに乗っていました)。
 あごひもを締め忘れて出発となってしまっていたのです。
 気付いたときには、本当に焦りました。
   今、事故になったら・・・・・(恐怖)。

 結果として事故に至らず、感じたのは恐怖だけで済みましたが、つくづく、慢心せずに、確認することが大事だ痛感しました。 

 読んで下さっているライダーの皆様とこの想いを共有して、安全なバイクライフを送っていきたいと想います。 
(続く) 

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