作り置き薬膳おかずを作った日
毎日料理ができないから、できるときにまとめて作ります。
昨日買った食材で、6品作りました!
noteに移行します
心を笑顔にする薬膳師、漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のりこです。
仕事から帰るのが遅いのと、近所にスーパーがないので、週に1~2回まとめて料理をします。
それをブログで書いていたのですが、「noteの方が記事を見つけやすい」と友人が言ってくれたので、こちらに移行することにしました。
私は薬膳師ですが、料理人でもなければ、お料理教室の先生でもありません。
中医学の理論を伝えることが得意な人で、料理がうまいわけでもないです…。
こだわりは、ひとつ。
無理をしない。
「1時間以上は料理をしない」というルールなんです。
今日は6品作りました!
今日の帰宅は、19時半過ぎ。
まずしたことは、お米を研いで、ハトムギと咲美堂の「薬膳スープのもとケンピ」を加えて浸水させること。
これは、消化吸収システムの「脾」が弱りやすい私のために、当時のスタッフが考えてくれた生薬たちをブレンドしています。
湿度が高くなってきて、湿気を嫌う脾がダウンしないように、ご飯を炊くときにも使っています。
https://shop.shobido-kanpo.com/items/11469547
着替えて、冷蔵庫の中身をチェックして(昨日野菜を買ってきました!)、何を作るか、どうやって作るかを考えること約10分。
ゴングが鳴るように始まります!
途中経過を写真でアップすることにしているのに、すっかり忘れていてここから…。
さつまいもを切って水にさらしている間に、キャベツを千切りにして塩を加えてビニール袋でモミモミして放置…。
こんにゃくといんげん豆は、これから使います。
いんげん豆は筋を取って、さっと茹でておきます。
そして、こんにゃくの両面に細く切り込みを入れて、食べやすいサイズに切ります。
普段から、まな板の上に100均で売っている薄いシートのようなまな板を置いて、そのまな板ごと回転させて使っています。
お湯は常に沸かしていて、いつでも使えるようにしています。
インゲン豆を茹でたなべをさっと拭いて、お湯と少しの塩を入れてこんにゃくを煮る…
2分だけど、他のことをして忘れないようにタイマーを使っています。
その間に、ボウルにマヨネーズとお酢を入れて、ビニールもみもみしたキャベツを投入。
ここで、にんじんを切っておくのを忘れたことに気付き…
面倒くさくなって、クコの実を投入(笑)
サバ缶を使おうと思っていたらなくて、急遽ツナ缶で。
あ!自家製塩レモンも入れちゃえ!と、どんどん増えているあるある…。
ボウルで混ぜたらできあがり。
次は、茹でて冷ましておいたインゲン豆を切って、胡麻和えを作ります。
胡麻はミニすり鉢を使ってすります。
ゴリゴリするのが楽しいし、このあとここに調味料を入れて混ぜることができるから。
さてさて、違いが気づくかなぁ~?!
その間に、さつまいものレモン煮を作りながら、土鍋でご飯を炊きます。
パックが見えるでしょ。これが「薬膳スープのもとケンピ」です!
この段階ですでに暑いのですが、ご飯は土鍋で炊きたいのです。
炊飯器もありますが、低温調理のときしか使いません…。
アスパラガスのはかまを取るときに、「あーー!!どこまで取ったっけーーー??」とイラッとするのがイヤなので、向きを変えています。
アスパラガスを茹でている間に、マリネの液を作るのですが…
粒マスタードを使う予定で冷蔵庫を開けたら、なかった…
ということで、普通のマスタードに急遽変更!
フライパンでオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を温めて、こんにゃくをバサッと投入して、手早く炒めます。
ここからは一気に仕上げていきます!
ちょうどご飯が炊きあがったので、コンロから下ろして蒸らしタイムに。
忘れるといけないから、20分のタイマースタート。
こんにゃくは、ある程度炒めたところで、めんつゆを入れて少し煮るような感じで…
おーーーっと!!焦げる!!というところで、こんにゃく様を救出…。
次は、小松菜の煮浸しを作ります。
汗だくなので、レンジを使います…。
そして、この小さく切った高野豆腐が天才!!
耐熱皿に、顆粒だし、水、高野豆腐を入れて蓋をして2分ほどチン。
その上に、切った小松菜を載せて、ギュギュッとして蓋をして、さらに2分ほどチン。
6種類できました~!!
薬膳的効能を
「さつまいものレモン煮」は、今の季節にピッタリ。
胃腸を整えて疲労回復をするさつまいもに、汗を止めてのどの渇きを鎮めるレモンを加えるのですが、レモンも胃の調子を整えます。
湿度が高くなると胃腸が乱れやすいので、常備しておきたいおかず。
半分、冷凍保存しています。
「小松菜と高野豆腐の煮浸し風」の「風」は、レンジを使ったから(笑)
でも、十分美味しいんですよ。
小松菜は、イライラして眠れない方にオススメ。
ストレスからの胃腸障害の方にも◎。
高野豆腐と合わせることで、焦りからののどの渇きも鎮めることができます。
「アスパラガスのマスタードマリネ風」も、なんとなくマリネっぽいものを作ったから。
アスパラガスは湿度で弱った消化吸収システム「脾」を整えて、むくみを解消します。
最近、社内でゆるく冷房をつけているのですが、やはり足元は冷えます…。
今日はほぼデスクワークで足がどんどんむくんでいく…。
というときに、マスタードが良いお仕事をします!
温めながら巡らせるので、一気に汚れた水を動かしてくれます。
「こんにゃくのペペロンチーノ風」も、また「風」か!!という感じですが、にんにくと唐辛子とオリーブオイルで炒めると、なんでもペペロンチーノ風になります。
これがですね、初めて作ったのですが、意外と美味しいのです!!
細く切り込みを入れておいて正解!!
汚れた水をこんにゃくが排泄するのですが、にんにくと唐辛子が体を温めてせっせと運んでくれます!
汗をかきにくくてむくむ方にオススメ。
「インゲン豆の胡麻和え」は、いたってシンプルに。
タッパが出払っておりまして、なんとも不釣り合いなタッパですが…。
インゲン豆は、胃腸を整えて胃もたれを解消するだけでなく、暑気あたりも良いのです。
隠元さん、すごいねーーー!!
「インゲン豆は、隠元さんが持ってきたんよ~~!」とよくセミナーで話しますが、木魚も隠元さんが日本に持ってきたとは、知りませんでした。
隠元さま、な~むぅ~…
「春キャベツのコールスロー」は、にんじんを入れ忘れたけどクコの実で見栄えは良くなりました。
キャベツは内臓のバランスを整えて、荒れた胃を修復するので、食べ過ぎたあとにも◎。
えぇ…東京でた~んと食べたので、キャベツ食べます。
自家製塩レモン(レモンの皮)は、げっぷの多い方やストレスからの食欲不振の方にオススメです。
私は全然関係ないけど、入れてみた…(笑)
クコの実は目に栄養を届けて、アンチエイジングもしてくれますよ。
今日の晩ご飯は、作った「作り置き薬膳おかず」を少しずつ。
これで、しばらく生きていけます。
炊きたてご飯はタッパに入れて冷凍庫へ。
むくみを解消したり、イボやポリープを取るはとむぎちゃんもいますよ!!
実は先日の人間ドックで、小さなポリープが見つかって、薬膳で絶賛人体実験中です。
こんな感じで毎週作り置きをしているのですが、今週は東京に行っていて、翌日からは激務だったので、今日が今週はじめての料理でした。
やっぱり家で作ったものって、心がほわんと緩みますね。
でもですね…
実は、新しいオリーブオイルを開けるときに、ビニールのカバーがなかなか取れず、爪が割れました…。
血(けつ)が潤いを作っている爪が割れるのは、血虚さん。
と思っていたら、足がつりました!!(笑)
これも、血虚さんの特徴のひとつ。
つめは「筋余」と書くように、筋の潤いが余っていたら潤わせてあげてもえぇよぉ~!というやつ。
そして、血は目・心・脳を使いすぎると血は減ります。
パソコンに向かってnote書いてる場合とちゃうわぁ~!!
ということで、おしまい。
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6月の「暮らしに活かす薬膳セミナー」の実践編は、「梅雨時期に元気に過ごす薬膳レシピを考えよう!」です。
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