「今」を生きる。「変わる」と決めると見えたこと。
今日は社会保険労務士さんや税理士さんなど、うちの会社を見てくれている方と話しました。
「社長、ステキに変わりましたね！」と言われて、嬉しかったです。
苦しかったけど、「変わる」と決めて本当によかったと思いました。
「変わる」と決める
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
1年ちょっと前、いろいろなことが重なって、私はどん底にいました。
周りの人は私のことを慰めてくれました。
「あなたが悪いんじゃない」と。
でも、現実は毎日不安と恐怖で押しつぶされそうでした…。
そのとき、ふと気づいたのです。
まわりばかり見ている…と。
自分のことをまったく理解していなかった…。
自分がどう思っているなんて、無視してた…。
そこで、徹底的に自分と向き合うことにしました。
ジャーナリングの頻度を上げたのも、このころです。
生きていればいろいろありますが、「ご機嫌を整えて生きていきたい」と思いました。
バランスが乱れても戻す…という中庸を心がけて。
そして、「私は変わる」と決めたのです。
今を生きる
「今を生きることで、夢を叶えることができる」と、ある方から教えてもらいました。
夢って叶えることができるんだ…とぼんやり思ったことを覚えています。
でも、「今を生きる」という意味が分かりませんでした。
毎日忙しいし、あっという間に1日が終わってしまう…。
それを言うと、「だからこそ、「今」を大切にするの！！1日少しでもいいから、自分と向き合う時間を作って」と言われました。
1日に30分、無理なら15分、それでも難しければ5分。
「たった15分が取れないなんて、それ自体が異常！時間を作らないという選択を自分がしているだけだから！」と言われて、私の毎日が「異常」であることと「自分が選択している」ということを認識しました…。
忙しさで、大切な「今」が流されてしまうことが多いけど、だからこそ「今」を感じる時間を作ることの大切さを学んだのです。
それ以来、毎日朝晩15分ずつノートに向き合って、「どう生きたいのか？」
「どうありたいのか？」「どんな風に過ごしたいのか？」を書き出しました。
それ以外にも「今何を感じているのか？」とか、人には言えないような悪い言葉も…。
でも、それも全部自分なので、しっかり受け止めてから行動を決めました。
この時間を確保したことで、変わることへ大きな影響があったと思います。
忙しくしていると、止まることができなくて、もう変えられない過去の後悔や、まだ起こっていない未来への不安ばかりを見てしまいがちです。
過去は、過去。
未来は、未来。
生きているのは「今」なのに…。
今の自分を認める
単なる記録である過去を掘り返して嘆いたり、まだ起きてもいない創造の未来で苦しくなる…ということも多いです。
「どうせ自分なんて…」というトラウマが、まさにそうですよね…。
私にもありました。
怖いのに、それがないと自分じゃなくなってしまうような感覚があります。
何事も吉凶があると考える陰陽の考えにすると、「過去から何を学び、未来をどう創造するか」と捉えることもできます。
この視点になるためにも、止まった方がいいのです。
「今」を生きた方がいい。
「今」を基軸に考えた方がいい。
「今」は選ぶことも、創ることもできるから。
何を選ぼうと、どう創ろうと、自由なんです。
「過去」と同じことを「今」選択すれば、過去と同じ結果が「未来」に出るだけです…。
私がしたことは…
流れてしまいそうな「今」に立ち止まって、自分としっかり向き合って、「私はこのままの私でいいんだ」と認めたこと。
そして、それが土台になって「どうありたい？」とイメージして未来を築いていきました。
「今」できることをやる。
その延長線上に、ステキな未来があったのです。
変化を望まない自分との闘い
私は、1年前に「変わる」と決めました。
変わると決めるまでは、ものすごく悩んだし、怖かったです。
変わると決めたと同時に、「変化を望まない自分」との闘いが始まるから…。
これがまた、強いし厳しいのです…。
でも、「ここでいつも通りを選択したら、また後悔する」と思い、「そんな人生は嫌だ！」と思ったのです。
いつまで生きられるかなんて、分からないです。
私は肺と心臓に疾患を持っているので、人よりリスクは大きいから、早く死んでしまうかもしれない…。
でも、その分ケアをしているから、ひょっとしたら人より長く生きるかもしれない…。
もし長生きしてしまったら…
このままじゃイヤだ！！と思ったのです。
やりたいことをしたい。
ありたい自分でありたい。
ご機嫌を整えられる自分でありたい。
勇気を振り絞って、恐れと闘いながら、新しい自分と出会うために一歩一歩進んでいきました。
その結果、違うステージが待っていました。
ひとりじゃへこたれそうになるので、たくさん本を読んだり、Voicyなどで音声を聴いたり、経営者の先輩や仲間たちと話したりして、いろいろな世界を見せてもらいました。
自分の頭の中にある世界なんて、ちっぽけなものだから。
すべて鵜呑みにする訳ではないのですが、「そういう考え方もあるな」と相対的に見られたのは、陰陽五行をベースとする中医学の思想のおかげです。
いろいろな情報を得ながら、「これは私とは違う」「これは取り入れたい」と取捨選択をしながら、自分と向き合い続けました。
今日の社労士さんとのミーテイングで初めて会った担当者さんから、「声が力強くて、パワーを感じます」と言われました。
「私、圧が強いでしょ！」と言うと、社労士事務所の女性社長から「池田社長、それオーラって言うんですよ！！」と大笑い。
「強くもあり弱くもあり、美人でもおっさんぽいところもあり…
いざというときに踏ん張れる底力を持っている方だと思っていましたが、久しぶりに会って、今までで一番ステキです。変わりましたね」と。
「ありがとうございます！嬉しいです！」と素直に応えていました。
人は、いつでも変わることができます。
そのために大切なことは…
◎立ち止まって「今」を生きること
◎変化を望まない自分に負けないこと
◎決めたら振り返らないこと
この３つだと思います。
結果が出だしたときにやってきた、最高の高運気。
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あ、そうそう…
変わりたいけど変われず、現状維持で苦しんでいる方から相談をよく受けるのですが、私はコーチングのプロでもないし、そんな大した者ではありません…。
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おしまい。
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