ビジネスパーソンとアーティストが一緒に何かする、は変?
アート、といえば趣味というイメージも強く、ビジネス面ではお稽古事、先生になる、くらいしかイメージがない。そのため、有名になれなかった何百万人というアーティストは生活が仕事がなく路等に迷った。だがこれも仕方がない事、だって好きなことやってんだから。と捨て置かれていた。
中にはきちんと別の仕事をしてしっかりと生きている人もいるのでもちろん全員が貧乏ではない。芸術はお金持ちしかなれないものでもあったので、お金には困ってない人も多い。また貧乏でも困ってない人が多い(案外どうあったって生きていけるものだ)
いろんな立場の人がたしかにいる。でもどんな立場の人でも、アーティストはみんなやりたい事ができなくて悩んでいる。最高のオリジナリティを携えて、組織に属さないでもやっていける精神をもって、それで行き着く先はやりたい事が何も出来ない場所だった。
たどり着いた場所に書かれた文字は「諦めろ」の言葉が書かれている。そしてそこには門があって、日本に数人しかいない門番がいて、その人のお眼鏡に敵わないと通れない。通ったとして、そこにあるのは狭く作られた道。その道の狭さから踏み外そうもんなら即退場だ。
アーティストはその狭さを素直に嘆いている。もちろん嘆くのもご法度であるのでどんどん退場させられる。
でもある時からその門番の力が弱まり出したのだ。私ははっきりそれをみていた。
門番が気がつかない、いや、もう考えが及ばない事がすごいスピードで動いていた。
これに気がついたアーティストが数人。また色々見えてしまった頭のいい新規参入アーティスト。今までの形式が今に崩れ去ろうとしてる。
・・・という状況ですがいかがお過ごしでしょうか???私は9月に展覧会があるためすごい走り回ってます。物語的に書きましたが、今の状況がそういう事なので、チャンスかなと。私としては今回の展示での目的のひとつにはビジネスマンといっぱい繋がるぞ!というのがありまして、自分のやりたい事を盛り沢山準備してます。
その一つにアート思考ワークショップ。ブームがさったのもあるんですが、ファシリテーター不足で世の中的に萎んでしまったプログラムです。
あたし、思想を大事にしてきたので、大学でも思想方法を教えているのですが、アートシンキングと言われる分野になってくれたので、推進していきたいです。
そしてパフォーマンス。劇場型で展覧会を作っていきたいのです。
(興味あったら予約してねー)
展覧会としては珍しいくらいビジネス色が濃ゆい。そもそも展覧会にビジネス色をつけてはいけない理由がわからないのですが、この溝がはっきりしないものか?
日本画がアートになったのが最近ですし、アートが金融資産になったのも最近。日本人がもつ独特な集団意識もあったり、戦争で途切れた精神や、バブルで培った根性が。民主化や帝国主義や、短時間に訪れたものによって整理されずに入り混じってます。
溝については整理出来ない女子の私は整えられないので、風穴を開けることにしたんです。串でさして。
まあその方法はローンチしてから話します😌
自己表現はアートとは、個人のものでなく社会全体のものである。
だからビジネスできる。
ビジネスってやりたいことをやると同義だと思うのね。
アーティストよ立ち上がるぞよ。
山口典子
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