I SURVIVED the Eruption of Mount St. Helens, 1980 (#14)
全世界数十億人のタドラーのみなさま、ごきげんよう。
今回は、読破中の”I SURVIVED”シリーズの中でピカイチだと思う本書をご紹介したいと思います!
こにゃにゃちわ~
遂に本シリーズ最高傑作(自分調べ)が登場するんやね~
こにゃにゃちわ~謎の天の声さん~
現時点全て読み切ってないのでこのあとに実は、Best of "I SURVIVED"が登場する可能性を排除できまへんけどな。苦笑
そないなこと言わんと。
期待大ですな。いつものあらすじ。(ニヤリ☆)
ぐっ…
わ、わかったよ、
とっとと纏めてみることにする。
私はJessie Marlowe、11歳。Jessって呼んでね。
ワシントン州、もうちょい北に上がったらシアトルとかカナダとか、ってらへんに住んでる。
近くにSt. Helensってめちゃくちゃきれいな山があるの。”アメリカの富士山”なんて言われてるんだって?
あ、活火山ってことは知ってる。日本の富士山もそうだっけ…でもさ、毎日みてるけど、ぜーんぜんそんな感じしないよ?
そんなある日。
だいじな友達の双子EddieとSamが、彼らのお父さんと一緒にこの山のふもとまで行くってきいた。ちょうどこのときクラスで、”Skeleton Woman”とかいうおばけ?幽霊?妖怪?が、St. Helensのまわりの深い深い森にいるらしいって噂があって、「みにいこうぜ!」って盛り上がってたの。
「お前も来るよな、Jess」
「もっちろん!」
…私は、父さんのカメラをこっそり持ち出した。
”Skeleton Woman”が本当にいるってことを証明するために。
数年前に自動車事故で亡くなった、父さんの、だいじなだいじなカメラを。
「そんなに遠くへ行くんじゃないぞ?危ないからな」
「はーい」
山に着いた。双子のお父さん、Mr. Rowanの話は適当に流し笑、森に入ってく。なんだかとっても物騒で、”Skeleton Woman”が住んでそうな…
「あ!あれ!」
双子が指差す先に、ぼろぼろの小屋が。
ま、まさか…”Skeleton Woman”の家?
本当にあるの?
おそるおそる、開いている扉から入ってみる。
そして、カメラで証拠写真を撮ろうとしたその瞬間
地面がおおきく動いて、
立ってもいられなくって、
私は思わず、カメラをはなしてしまった。
小屋の片隅に消えていく。
「なんだ今の?!Jess, とりあえず逃げるぞ!」
「”Skeleton Woman”の呪いなんじゃないか?!」
「待って!カメラ、父さんのカメラが!!」
わかってる、カメラより命がだいじなんてことは。
でもでもでもでも…
命からがら、なんとか無事に森から脱出。
駐車場でずっと待っててくれた、Mr. Rowanの心配で心配でたまらないって顔は忘れられない。
けれど母さんにはまだ、父さんの形見のカメラをなくしちゃったってこと、言えてないのよね…めっちゃ悲しむだろうなって思ったら…
と同時に、St. Helensが噴火するらしいってニュースも、町中をかけめぐってた。あの揺れは「”Skeleton Woman”の呪い」なんかじゃないっぽい。だって、山へ向かう道は封鎖されてるし、Dr. Timothy Moralesって火山を調べてる研究者も来てて、いろいろ教えてくれたの。1902年にカリブ海のThe Mount Peléeで起こったおそろしい噴火とか。
「St. Helensは、噴火すると思います。
それがいつかはまだわからないが、そのうちに」
Dr. Moralesがあまりにもきっぱりと言うから、こわくなっちゃった。何度もわるい夢を見た。
「元気ねーな、Jess」
双子が気にかけてくれる。…父さんが亡くなったときみたいに。
寄り添ってくれてる。ずっと。
「カメラがね。あの小屋で落とした…」
正直に言うと、
なんとMr. Rowanがまた、山まで行くつもりなのらしい。
あの揺れのあとおっきな水蒸気爆発が起きて、それでSt. Helensがおとなしくなって、ふもとへも行けるようになってるんだって。Mr. Rowanも、前の揺れのどさくさに紛れていろいろと置いてきてしまったらか、取りに戻るって…
…これがきっと最後のチャンス。
St. Helens、おねがい。私に、父さんのカメラを届けてください。
ふぉぉぉ…
(/o\)
カメラどーなんの!
今ちょうど小康状態とは言え…噴火する前に何とかなるん?!
( ̄▽ ̄)
読者の年齢層が一桁二桁ですからなぁ。わかるでしょ忍笑
しかも、”Skeleton Woman”に対する伏線まで回収されており、きもちのよいこと。
それもきっと、本シリーズ最高傑作の名を恣にする、と…
へい。
ではここで、英語でのレビューも記しておきましょうか。いつもの中華系マレー女子先生主宰、Book Clubにて。
My Review; ★★★★★ (5 stars)
- What I like
1) This book must be one of the best ones among the series because I was fascinated by Jess's pretty brave actions (she is a main character).
2) The storyline is also thrilling: Whether St. Helens wakes up? If so, when does the eruption start? How severe are the damages? Whether Jess and her friends can be helped?
3) The book is very helpful to study volcanoes roughly.
4) I'm so happy to realise that I totally understand the entire story, even though there are some unfamiliar words there and it took about 2 hours.
- What I Dislike
1) Nothing in particular
コメント密々やな。
しかも英語多読開始後、このWhatsAppグループに感想を投下し始めて初の星5つ
そうやの。
あらすじを書く手が止まらんかったもんね。どこまで書こうか、という。
第1作目、タイタニック号沈没の巻では、子ども向けとは謳いつつも物語の形式に全く慣れなかったことを鑑みると、隔世の感がある。涙
語学学習において「継続」は、命綱でありましょう。
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