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学校の先生にこそ会計の教育を

今日の夜は監査法人時代にお世話になったクライアントの方と夜食事に行ってきます。

すごく仲良くさせてもらい大変お世話になった方なので、とても楽しみです。羽目だけは外さないように……

さて、今日は学校の先生への会計教育について書いてみようと思います。


教育が国の力を決める


のっけから大げさな見出しになってしまいました(笑)。でも大事な話なので。

どんな教育が子供の頃に行われるかで、日本全体の国の力が決まってくるって言っても過言じゃないですよね。

その教育を受けた子供たちがやがて大人になり、日本経済の屋台骨となるわけですから。

教育は未来を担う人材を育てるための基盤で、その内容や質は国の将来を左右します。政治、経済、文化、科学技術、どの分野においてもその根っこは教育です。

会計の重要性


「会計」って、その分野で仕事していたりしないと一見なじみがないように思えるかもしれません。

ですが、日々の経済ニュースを読み解いたり、自分の資産形成を考える上で実はかなり重要なんですよね。

会計の基本的な知識があれば、家計の管理や投資判断がより正確に行えます。バランスシートという考え方がまさにそうですね。

もちろん、専門家のような深い知識は必要ないけれど、基本的な概念を理解することは誰にとっても役立つはずです。

学校教育と会計


最近、学校の学習指導要領でも会計を教えるカリキュラムが取り入れられています。これはとても良いことですよね。若い世代が早い段階で会計の基本を学ぶことで、将来的に社会で役立つスキルを身につけることができます。

学校教育での会計カリキュラムについては、過去のブログで触れているのでよければ見てみてください。

先生の準備不足


でも、ここで一つ問題が。先生が会計を教えるにあたって必要な知識を十分に備えているかというと、残念ながらそんなことはないんですよね。

多くの先生は自分の専門外のことを教えなければいけません。しかも今は先生たちの働き方の見直しが叫ばれているように、教育以外のことを学ぶ余裕もない。

そんな中で会計の専門知識がない先生が「生徒に会計を教えろ」と言われても、って感じですよね。

先生にこそ会計教育を


学校の先生たちにこそ会計を学んでもらえる環境の整備が必要だと感じています。

先生になってからの勉強も大事ですが、できれば先生になる前の教職課程の中で、今の子供たちが会計について何を学ぶべきかを考える機会を持つのがいいのではないでしょうか?

特に先生たちが会計の基本を理解することで、生徒に対してより有益な教育を提供することができるようになりますし、自分たち自身の生活や仕事にも役立つ知識を得られます。

政治家や官僚(特に文科省)の方には、ぜひ会計の基礎的な素養を持ち合わせた先生の育成に尽力してもらいたいなと思っています。

私にもできることはあると思います。学校の仕組みそのものを変える立場にはありませんが、会計の知識を広めるために、子供だけでなく大人向けの会計教育活動を行いたいと考えています。

まとめ


教育は子供だけでなく、大人にとっても重要です。特に会計の知識は、経済活動の理解や資産管理に直結するため、大人こそ学ぶべきです。私たち自身が学び続けることで、次世代により良い教育を提供することができます。皆さんにも少しでも「会計」興味を持ってもらえると嬉しいです。

~編集後記~
・ペン字
・先に独立した監査法人時代の同僚とランチへ。無農薬無添加の食材に舌鼓をうちながらいろいろと情報交換。有用な話が聞けました。
・ 甘えたがりが前面に出すぎてどうしようもない恰好なうちの猫

幸せ~(なみ)

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