【就活】転勤って何のためにあるのか?
企業の採用条件を見ていて
「転勤」の有無が気になっている方も
多いことでしょう
今日は
そもそも転勤とは何のためにあるのか?
について解説していきます
■そもそも転勤とは?
転勤(てんきん)とは、
同じ官公庁または会社内で勤務地が変わることです
➡日本の企業ではごくふつうにあるので
今さら定義することもないかもしれませんね
■転勤の種類
転勤はその場所に応じて
以下のように区分することができます
- 同一県内
- 自社の営業エリア内(関東甲信越・西日本など)
- 全国(全国に支店や事業所がある場合)
- 海外(国外に出張所などの拠点がある場合)
■なぜ企業は社員を転勤させるのか?
✅人材育成のため
企業は社員にいろんな業務・部署・場所を
経験してもらうことで
成長を促します
同じ仕事ばかりをずっと続けると
飽きてイヤになることはありませんか?
違った仕事を経験することで
リフレッシュしながら
視野を広げることができますよね
✅人員調整のため
退職などの理由によって
人員が減少した部署には補充人材が必要です
採用募集をかけて新たに人を雇う、
という方法もありますが
採用した人を一から育成するよりも
同じ社内から経験のある人を異動させた方が
うまく回ることの方が多いです
✅職場内に新しい風を吹かせる
ずっと同じメンバーで仕事をしていると
考え方が偏ってしまって、フレッシュな意見が出ない…
そんな経験はありませんか?
企業も同じです
時には新しい考え方の人をチームに加えることで
思考がマンネリ化することを防止しています
✅組織の活性化
歴史がある会社にありがちですが、
過去の成功体験を打ち破ることができなくて
組織として停滞している場合があります
定期的に人を入れ替えることで
旧体制に刺激を加える効果が期待できます
✅不正・癒着の防止
長年同じ業務に携わっていると
良くも悪くも仕事に慣れてしまいます
仕事の抜け穴的に不正を働いて
金品を横領する人がいたり、
仲の良いお客さんに便宜を図って
本来のルールとは違う形で
いい思いをする人がいたりするのも事実
人を定期的に入れ替えることで
そういったリスクを回避する効果があります
私が銀行に勤めていた時には
こういった理由で頻繁に転勤がありました
※金銭・信用を扱う業種はとくに
転勤が多い傾向があります
✅賞罰として
会社に対してよい行い・悪い行いをすることで
転勤になる場合があります
左遷(させん)
会社に不都合な人物を地方に転勤させること
栄転(えいてん)
一定の業績が認められ、
都市部の大型店や本社へ昇進を伴って異動となること
■まとめ
転勤を実施することで企業も
転勤に伴う手当の支給・借り上げ社宅の手配など
莫大な費用がかかります
それでも企業は組織活性化のために
お金をかけてでも転勤を行うのです
なぜなら、企業は永続的に成長していく
社会的使命を背負っているからです
企業が転勤をなぜ行うのかを
事前に知っておくことで、
あなたの転勤に対する見方も
変わるかもしれませんね!
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