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なぜ自分はApple Watchを使うのか?

【健康管理というかコロナ管理】
実は、この前にコロナ感染し重症化したものの、なんとか生還した話をnoteに書いた。コロナの「軽症・中等症→重症化」がわかるのは、自覚症状という場合もあるが、かなり多くの場合、自覚症状が無い。では何で重症化を知るのかというと、自分も、自分の周りの他人も「SpO2 - 血中酸素飽和濃度(血中酸素濃度)」で知る。この値は通常は常に100%に近い。しかし、コロナなどで重症化する=短い時間で急激に「肺炎」になることだから、つまり、血中酸素飽和濃度がある数値以下になると「危ない」という判断をすることになる。つまり、このコロナ禍では、常に血中酸素飽和濃度測定は必須ということになる。それを測るのが「パルスオキシメーター」である。実際、私が重症化する前は「軽症」として病院に行き、病院内では患者全員にネットワーク化され集中管理されたパルスオキシメーターを装着していたために、そこで重症化を知ることができたのだ。そして重症化がわかったそのとき、私は特に自覚症状もなかった。別の言い方をすれば「パルスオキシメーターが命の綱」だったのだ。

【AppleWatch/Series6にはパルスオキシメーター機能があるという】
そして、AppleWatchのSeries6には「パルスオキシメーター機能」が備わっている。退院した後、パルスオキシメーターは持っておかなければ、と思ったのは言うまでもない。そして、他の人にもパルスオキシメーターは強く勧めた。加えて、退院後のリハビリでは体力が衰えているところからの回復になるので、その途中で体調が不良になることもあり、AppleWatchの「心電図機能」は、大きな助けになると思ったのだ。

【AppleWatch以外でも安くて使えるスマートウォッチは多い】
AppleWatch以外でも、Amazonなどで数千円で売っているスマートウォッチは多く、機能も「パルスオキシメーター」だけではなく「血圧」「心拍測定」などの機能まで備わっているものもある。実際、入院前まではそういうもので十分だったし、それを使っていた。安価なのにデザインも機能も申し分無かったうえ、普段使いのAndroidスマートフォンに接続して使えた。しかも、電池の持ちは数日。AppleWatchのような1日しか持たない、と言うものでもない。しかし、これを機会に、話題のAppleWatchを使って見る「理由」ができた。それでも普段使いのスマートフォンはAndroidなんだけどね。

【AppleWatch/Series6を買ったがiPhoneにしかつながらない】
それでも、退院後すぐに、自らの命にかかわる事かもしれない、という思いでAppleWatchのSeries6を購入した。「背に腹は代えられない」という思いだ。しかし、AppleWatchはiPhone/iOSにしかつながらない。仕方なく、仕事の検証用に数年前に購入したiPhone7plusを久しぶりに引っ張り出し、既にダメになっている電池を新品の電池に交換し、iOSの最新版にUpdateして、なんとか使えるようにした。通信は普段使いのAndroidスマートフォンのテザリング機能でWi-Fi経由でインターネットに接続した。その後、やはり最新ものも使っておこうか、という職業病も発症し、iPhone12proも買って使っているが、同じような使い方で、SIMカードはときどき、検証のためにしか入れていない。

【要するに自分にとってのAppleWatchは】
ファッションでもなく、見栄でもなく、Apple信者でもなく、通信機能つきの「パルスオキシメーター」「心電計」であり、それ以外のものはどうでも良かった。それにしては高い出費ではあった、とは思うばかりだが、それは実際、役に立った。若い人でも良くある「頻拍(突発的に脈が早くなること)」が出たときは、直ぐに心電図を取り、それをPDFにて、メッセンジャーで友人の医師に送って見てもらったこともあった。

【Clubhouseも始まった。そして終わった】
ちょうど退院前後にAppleモノでしか使えない、という「Clubhouse」という「音声SNS」が始まったので、それも療養中で時間もあったので興味もあって使ってみた。時はすぐに経って5月後半にはClubhouseはAndroidで使えるようになり、このnote執筆時点では既に「招待制」もなくなった。自分としては脇道ではあったが「Clubhouseのために」iPhoneを持っている意味はかなり減った。最近は忙しくなったこともあって、Clubhouseも時々チラチラと見に行く程度だ。自分としては面白いroomも人も激減している、という感じがある。

【AppleWatchは早くやめたい】
こうやって、以前にもまして、Apple製品を使うようにはなったものの、iPodもiPadも私の手元には無い。自分の目的には必要無いから買う理由がない。iPadも持っていたが、ホコリをかぶっていたので、手放した。これ以上、充電するものは増やしたく無かった、という理由もある。Androidのスマートウォッチには無い、健康に必要な機能が備わっているから、AppleWatchとiPhoneのペアを使っているだけだ。「Appleのエコシステム」にも魅力は感じない。それは他のメーカーのものでもあるものだし、自分でも構築できる。「Apple沼に仕方なく片足を踏み入れたところだけど、いま帰り道」という感じだ。

【iPhone/Android論争はあるけど自分的にはやっぱりAndroidだなぁ】
日本の市場では最初に「スマートフォン本体の分割払い」からスマートフォンの普及が始まり、その最初の機種がiPhoneであったために、日本では「(高価な)iPhoneが安くてに入る、という幻想」ができた。一括払いにすると、えらい高い買い物をした、というのがソロバンを弾くとすぐにわかるものなんだけどね。だから、日本だけスマートフォン市場のAndroid/iPhone比率はiPhoneが多くなって、現在でも市場の約半分がiPhoneだ。世界ではこの比率は「Android・8:iPhone・2」くらいだ。それでもこの市場を一社で押さえているというのはたいしたことだとは思う。とは言うものの、最新の機能は常にAndroidで採用されることが多いし、競争も激しいので、Andorid機は性能・機能対価格比で言うと、明らかにiPhoneを凌いでいる。一時騒がれた「指紋認証」はAndroid機で最初に採用され、Appleで採用されたのはそのかなり後だ。いま、Androidの高級機では「指紋認証・顔認証併用」が当たり前だ。なによりも、Androidには様々なバリエーションがあって、選ぶのも楽しい。

【それでもAppleWatchは使う】
それでも、自分としてはAppleWatchを使う。「パルスオキシメーター」と「心電計」として。そして、AppleWatchを使うためにiPhoneを使う。スマートフォンはAndroidなんだけどね、というのが自分の現状。ぶっちゃけ「Apple信者って情弱じゃね?」という友人も多く、AppleWatch+iPhoneをなぜ買うのか?の言い訳でこのnote書いた感じなんだな。。。「言い訳」が長くなってスマン。

※【追記】ところで、AppleWatchの記事を書くにあたり、他のnote記事や、Webの情報、Appleのホームページなども参考にしたのだが「間違い」が多く「いい加減」な記事が多いのには辟易した。「AppleWatchには血圧の測定機能がある」などと書いている記事があったりする。実際にはAppleWatchにはどのシリーズにも血圧の測定機能はない。おそらく「感覚」で書いていて、かつ検証されるものだとは思っていないで書いているので、こういうことになるんだろうな、と思う。いい加減な知識で書いても、noteでは編集を経ないで公開されるので、そのまま間違ったものが出てしまう、ということさえ、考えていないのだろう。noteで書いて公開されるものは、そのままなんの検証もなく世間に知らされる「公共のもの」に変わる。noteで書く筆者はその責任を負う自覚が必要だ。そうしないと、最悪の場合、訴訟のリスクもないとは言えない。noteとはそういうところなのだが。

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