「均衡」する戦争経済

【戦争のある世界】
この段階でどうなるかはまだ先はわからないが、私が考えるに、だけれども、この状況がまだ続けば、世界はこの地域に戦争がある状況を「定常状態」として均衡することになるだろう、って思うんだな。

【「戦争がある状態」で動きはじめる世界】
世界の時間の流れは、第二次世界大戦の時代よりはるかに速く動き、エントロピーを保とうとするので、別の言い方をすれば、この紛争地域を均衡の一部として早々に組み込み、今度はこの地域には紛争がない状態を世界が嫌うようにさえなるんじゃないかと思うんだね。

【本当のグローバル化とは】
それが「グローバル化」なんだな。別の言い方をすれば「戦いたい地域は戦っていればいい」というように世界の方が勝手に動いていき、紛争地域はそれに飲み込まれるかたちでの紛争終結しか、道がなくなる。こうなってくとしたら、紛争地域では経済的な問題から持久戦をするしかなくなり、最後は朝鮮半島のような状態になっていく他はないのじゃないか？

【勝敗鮮明にならないかも？】
これを切り崩して、勝敗鮮明にするには、さらに大きな力を必要とするが、どちらもそれを持ち出せないまま、時間は過ぎていくだろうね。そして、時間がたてばたつほど、劇的な勝敗鮮明は遠退いていくわけだな。

【戦争でバランスする世界】
紛争地域の紛争地域独特の経済も世界経済の一部として、世界経済に組み込まれて行く、ってことですね。そうなるんじゃないか？と危惧しますが。