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「衛星通信でインターネット」は「普通」になった。

【Starlink導入から1年半】
2023年1月に自宅に導入したStarlinkだが、既に利用は1年半を越えた。衛星通信がここまで安価で簡単になるとはすごい時代になった、と思った(ハードウエア一式で当時は\36,500- 毎月の通信料が\6,600-から)。

【スマホと衛星直接通信でインターネット】
今年後半には最大10Mbps以上の通信速度で(米国)T-Mobileの衛星スマホ・インターネット接続サービスが始まる、とアナウンスされている。衛星コンステレーションの一般利用の時代が始まった感じだね。

【キャンプに持っていく衛星インターネット登場】
米国ではStarlink MINIが出ていて利用報告も多い。アンテナは約30cm四方の四角形で、Wi-Fiの無線ルーター内蔵。電源を入れて(モバイルバッテリーなども使える)空を向ければスマホやPCなどにつなげて家庭にいるようにインターネットが使える。米国ではハードウエア価格599ドル。アンテナの重さは1kg強と軽いのでバックパックなどに入れてキャンプに持っていって使える。

【NTTの局舎が要らない時代?】
昨年は自分のnoteで「NTTなどの通信業者に電話やインターネット接続を頼むと、アンテナを持ってきて設置してくれる時代が来る」と、書いたが、今年中、遅くとも来年にはそんな時代が来るだろう。電話局の局舎も、町中の光ファイバーも、そしてそれを維持管理することも必要なくなる。既にauだけではなくdocomo(NTT)もSoftbankもStarlink代理店を始めるか、その計画がある。普通の今使っているスマホを外部のアンテナなしで直接衛星につなげる実証実験では、既に17Mbpsの速度が出ている。後れ馳せながら、Appleもやっと日本でSMSのみしか使えないものの、衛星通信サービスが使えるようになった。実は現時点で中国HUAWEIはAppleの少々先を行っていて、「SMS」に加えて衛星での「静止画像」も通信できるようになっている。

「空と電源があれば、スマホやPCでインターネットも通話も使える時代」が目の前だ。

この記事もStarlinkのインターネット接続を使って書いている。普通の使い勝手なので、なにも特別なことはない。最近の自分の普段のオンライン即興演奏ライブもStarlink経由だ。

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