現代人はマトリックスに近づいている
こんにちは、のりひろです。
１作目の「マトリックス」を見返してみました！
（※ネタバレがあります）
マトリックスは、様々な示唆に富んだ映画で
人生
量子力学
物の見方
社会構造
人の心理
といった観点でも学びがありますが
今回は【身体】という観点で解説をします！
AIに支配されるマトリックスの世界
マトリックスの世界を紹介すると
「AIが人類を支配する」
となります。
具体的に言うなら、人類は、カプセルの中で全く動かずに寝たきり状態で、AIが作った仮想現実を体験させられ、それを本当の現実と思い込んで過ごしているのです。
人類は「首の後ろ」にプラグを差し込まれていて、AIが制御するデータを受け取るだけの存在なんです。
映画で解説はありませんでしたが、「首の後ろ」には《延髄》があります。
《延髄》は、呼吸、循環、消化などをコントロールする中枢があり、生命維持に欠かせない働きをしています。
映画マトリックスを作った方達は、こういった身体の仕組みも分かっているのだろうなぁと思います。
マトリックスと現代人の共通点
詳しくは省略しますが、仮想現実から、現実世界に戻った主人公のネオは、生まれてからずっとカプセルの中で過ごしていたので、最初は全く体を動かせなかったんです。
なので、鍼のようなものを全身に刺し、筋肉の調整を行う事になりました。
私はこのシーンを見て、現代人もマトリックスの世界に近づいていると感じたんです。
「いや、現代では仮想現実はそこまで広まっていないし、全身は動かせるけど？」と思うかもしれません。
もちろんマトリックスの登場人物ほど私たちの身体は衰えていませんが、確実に少しずつ人類の身体は衰えています。
これは小さな変化なので、気が付かない人も多いのです。
インターネットでは、買い物の好みをAIが解析して、次に買いそうなものを提示してくれます。
外に買い物に行かなくても、好みに合ったものをクリック一つで、自宅に届けてくれます。
移動は、車、電車、バスが中心となり、歩いたり走ったりする機会は激減しています。
最近では、電動自転車を使う人も増えて、ますます身体を動かすチャンスが少なくなっています。
家の掃除は、ロボットが自動でやってくれます。
雑巾がけをする必要がなくなり、身体を動かさなくなっています。
職場まで行かず、リモートで働けるようになり、一歩も外に出ない人もいます。
仕事の全てが、パソコンとスマホで完結でき、動かすのは指だけになっています。
室内は、暖房＆冷房がついて、常に快適な温度が保たれています。
これにより自律神経を使い、体温調節をする機会が激減しているんです。
……と、こんな風に、私たちは身体を動かさなくても、社会生活が送れるようになっています。
祖父、祖母の時代は、1日に10キロ歩いたり、雑巾がけをしたり、手で洗濯物を洗ったり、重い荷物を運んだりしていましたが、現代でそんな事をしている人は稀でしょう。
本当に身体を動かす機会が少ないんです。
この流れは、これから10年でさらに加速していくはずです。
自動運転
仮想空間
パワードスーツ
お手伝いロボット
などなど。
これらが実用化すると、さらに身体を動かさず、全て機械やAIが代わりにやってくれる世界になります。
これって、先ほど言ったマトリックスの世界と全く同じですよね！
身体を使う？使わない？
「身体を使わなくて、楽でいい」と思う人もいるかもしれませんが
私は、機械やAIに依存した暮らしがいいとは思いません。
なぜなら、弱体化した身体は、弱体化した心と精神を作り出し、幸せから遠ざかっていくからです。
五感は失われ、生命力も枯渇し、もはや生きているのか、AIに生かされているのか分からない状態です。
じゃあどうすれば良いかというと
社会の流れは個人では変えようがないので
自分で身体を動かすようにするしかありません。
よく歩く
重いものを持つ
雑巾掛けをする
わざわざ外に買い物に行く
あえて階段を使う
山に登る
畑仕事をする
などを積極的に行っていく必要があるんです。
やるやらないは、個人の自由なんですが
私としては【身体を動かすこと】を、断然おススメします！
この1年間、できるだけ毎日のように外を走ってきて、身体の調子がいいだけではなく、精神的にも充実感を持てるようになったり、五感の働きが良くなったりするのを実感しています。
こういった感覚から《人は幸せを感じられる》ものなんですよ。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のnoteが「役に立った」「面白い」と思う方は
より役に立ち、より面白い“メルマガ”で学んでみませんか？
健康や人生が好転するヒントが盛りだくさんで
感謝の声を多くもらっています！
登録は無料。
内容が合わなければ、ご自身でメルマガ内から解除できます。
「メルマガ読んでみたい」という方は、
以下のURLから登録しておいてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？