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啐啄同時まであと少し


#幸せのお裾分け
#ポエム
#待ち受けにしてください

燕のひなが親の帰りを待っている。


いまかいまかと待っている。

ジーッと待つその姿に、我が子の姿と重ね合わせてしまう。

私には3人の子供がいて、皆、社会人。
もうすぐ20代半ばになろうとしている子供たち。

あゝ思い出す。
あのときの、あの姿が蘇る。

小さな手で私の指をぎゅっと握りしめる。

何度も何度も言い聞かせ、親が描くこの子の未来へと導いたりもした。

啐啄同時。

子供に気づかれないように
社会へのドアをそっと開けてあげたのだ。

その私の行為には
しっかり生きてほしいと、願いを込めて。


この雛たちも、やがて巣立つだろう。


そしていつか


親になるのだろう。

近所の商店街での様子。住人みんなで巣を守ってる様子がとても嬉しく思います。

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