【GK分析】立ち方でゴールを守る ランゲラックのセーブ
いやまいったね。ReneNoricです。今回はランゲラックのセーブ。サイド寄りのアングルからのシュートの対応について考えましょう。
ディエゴオリベイラがシュートを打つ直前のプレジャンプまで、ランゲラックのスタンスが狭くなっている。
スタンス(立った状態の足の幅)が狭くなっているのは、角度のないシュート位置で、相手にシュートコースを与えないためだ。
股下というのはGKにとって最も反応しづらいコース。特に脚の長いGKはとっさに足を出しにくい。最たる例が17/18シーズンのCLのチェルシーvsバルセロナで当時チェルシーのゴールを守っていたクルトワが、まさにランゲラックのセーブシーンと同じ状況で、メッシに股下に打ち込まれて失点した。2点もね。覚えてなかったら、みてみると良いよ。
当然、シュートコースが狭まってもスタンスを変えずにゴールを守るGKもいる。その場合は、股下を狙われたシュートが来ても良いように、普段から足でのセーブをトレーニングしているはずだ。逆に足でのセーブが不得意なら足幅を狭く構え、あらかじめ股下のシュートコースを見せないことがベターだ。
以上。
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