【GK分析】目線を移す 西川周作のシュートストップ
こんにちは。ReneNoricです。今日は浦和レッズの西川選手のシュートストップ。
クロスボールからのシュートを防いだ場面だ。ポイントは目線の移動。
クロスボールがサイドから中央へ飛んでくる。この時GKはずっとボールを目で追っているわけではない。
クロスボールに対して飛び出して処理できない(キャッチまたはパンチング)と判断した瞬間に、GKはシュートへの準備を整える。
クロスボール→シュートの局面で重要なことのひとつは「誰がシュートを打つかを確認する」こと。そのためにクロスボールが蹴られてから、落下地点を予測し、その地点にいる相手へ目線を移す。
ボールがサイドにある時から中央に相手がどこに、どれくらいいるか確認できると尚良いが、「そんな時間ないよ!」な場面ならボールが中央に来る間に落下地点を予測して、ポジション移動と共に目線も移動する。
ボールが到達する前に目線を先に移動することで、相手がどういう風に飛び込んできて、どんなシュートを打つかという予測が可能になる。このシーンでもポジション移動しながら落下地点に飛び込んでくる相手に目線を移したことで次のプレー予測している。結果、ヘディングシュートを見事防いだ。
というわけで、目線の移動は大事ですよというお話でした。では。
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