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組織改善〜属人化をぶっ飛ばせ!
組織改善シリーズですが、今回はちょっとこれまでと違って具体の課題解決の話です。
組織における属人化が事業や組織のスケールを邪魔していたり若手の成長を邪魔していたりすることってよくある話だと思っています。
ちなみに、「属人化ってそんなにダメなことなの?」という問いもあるかと思うので僕なりの持論を少し話させてください。
そもそも「なぜ組織を作るのか?」と言うと、、
まぁ、事業の継続的な成功(成長)を実現するためですね。
独りでも事業をスケールできるなら組織なんてめんどくさいものはいらないです。でも、独りの限界はあるので組織を作って、その限界を取り除くわけです。
この時点で属人化がダメな理由として十分な気がしますが、、
もう一つ挙げておきます。
事業は継続的に成功させなければいけないです。
と言うことは組織にも継続性を持たせなければいけないわけです。
仮に〇〇さんがいなくなったら事業が進まないなんて状況があったとしたら事業としては由々しき問題なわけですね。
なので、やっぱり属人化はダメなんですね。
あと、しつこくて申し訳ないのですが、もう一つ持論があって、
それが蓋然性だと思っています。
ここは見方が分かれるところですが、蓋然性で言うと同じ人にやらせればええやないか?と言う意見もあるかと思います。ただ、変化する市場や複雑化する課題に対してその個人が常に対応できるとは考えづらいと思うのです。
なのでやっぱり属人化はダメだと思うんです。
僕はプロダクトドリブンな組織をみてきたので、この属人化を目の当たりにすることが多かったのですが、まぁ持って3年です。それ以降は組織がどんどん崩壊していきます。
じゃあ、どうやって属人化をぶっ飛ばせば良いのか?
僕の経験上やることは2つ。
「個人に替わる仕組みを作る」「人を増やす」です。
属人化してしまった経緯は色々とあると思うのですが、属人化の原因のほとんどはその個人がナレッジやノウハウを抱え込んでいることが原因です。
なので、その個人の持っているナレッジやノウハウを仕組みに置き換えるか、ナレッジやノウハウを仕組みの中に組み込んで学習できるようにしなければいけません。
そして、そのためにはその仕組みを回す人を増やさなければいけないわけです。
でも人を増やすと人件費が、、、という意見もあるかと思います。
確かにおっしゃる通りです。その時はその事業が3年で終わるものかそうでないかを考えてください。3年で終わるものであれば属人化したままで大丈夫です。その先も続けるのであれば投資と考えて人を増やして組織化することに踏み切るべきです。この投資のリターンは後々必ず返ってきます。
NBAで例えると2014-15シーズンのウォリアーズの勝ちパターンが参考になります。彼らのステートメントが「Strength in Numbers」なんで。
と、簡単には言っても「個人に替わる仕組みを作る」これって難しいですよね。でも、前回までの組織を構造的に理解するをしっかりやっておけば、属人化しているポイントが組織においてどういう機能(役割)を追っているか構造として考えることができるはずです。その上で同じ機能を仕組みによって代替すれば属人化をぶっ飛ばせるはずです。
仕組みは思いついたが人がおらん!という課題はまた次にでもまとめますね。
ちなみに、属人化してもいいものもあります。
アーティストや作家、コンサルとかの知識を売り物にする職種、あとはマイケルジョーダンですね
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