パパの子育てに重要な関係性ベスト３

とある行政の父親座談会のご相談を受けた。
そこで話しながら考えた内容をまとめておく。

父親の育児参画には３つの関係が重要だ。
一つ目は子どもとの関係。
二つ目は妻との関係。
三つ目は周囲との関係だ。

周囲との関係とは仕事や働き方、自分の親兄弟、そして地域との関係。
地域には子どもの通う保育園、幼稚園、小学校も含まれる。

父親の子育てのスタート時期に一番重要なのは、一つ目の子どもとの関係と考える。
乳幼児期の子どもに必要なのは身近な大人との愛着関係（アタッチメント）。
愛着関係を母親と保育士さん（！）だけじゃなくって、父親とも持てる子どもはより安心して成長できる。

子どもとの愛着関係は、二つ目の妻との関係がないと築くことができない。
妻との関係は複雑で難しい。書き出すときりがないのでこの記事ではこれだけにしておく。

一つ目と二つ目が一番重要なんだけれど、今の社会で話題になるのは三つ目の周囲との関係が多い。
周囲の環境って様々なファクターがあるんだけれど社会で大きく取り上げられるのは仕事、働き方との関係。
たしかに経済社会だからしようがないし、たしかに働き方は重要だ。

だけれどもそれらとも同等以上に、保育園幼稚園小学校との関係、ご近所との関係も重要だと思う。
これらの施設は保育士、先生と子どもだけで成り立つものではないからだ。
子どもを通わせている親の理解と協力が必要。
それが回りに回って我が子のためになる。

ご近所との関係については一つだけ書いておく。
我が子だけが幸せな社会はない。我が子の周りの人が幸せだから我が子も幸せなのだ。

で、まとめ。
これらを踏まえて自分はどんな父親でありたいか。
ビジョンやスタンスを自分で決める。

それを座談会の最後にシェアしてはどうかと提案した。
実現したらまたおしらせします。