見出し画像

通学路の女性はロールモデルだった

4年前にPTA会長を務めてから、可能な日は朝小学校の校門に立って登校する児童に挨拶をしています。
会長の時は毎朝やってました。任期が終わってからはできる日だけぼちぼちと。
僕はこの個人的な活動を「こうもんパパ」と名付けています。

今朝も少し時間があったので、校門に行ってその帰りに、毎朝遊歩道をそうじしている女性とお話をしました。
その女性はかなりの年配。僕の小学校PTA会長の任期が終わった春から毎朝遊歩道を掃除してくださっています。
もちろんボランティアで。

この3年間、軽く挨拶してすれ違うことはあっても、ゆっくり話したことはなかったのです。
今朝はあまりにも暖かくて気持ちよかったので、足を止めてゆっくりとお話ししました。
そして「あなたのこと、最初は学校の先生だと思っていたの」とも。

毎朝決まった時間に校門に向かう中年男性。そう見えたのも無理はありません。
これまでなんとなく「保護者です」と伝えていたのを、改めて詳しく自己開示しました。
4年前のPTA会長であること、娘が2人小学校にお世話になっていること、下の子が6年生で今年最後であること、などなど。

そのあと女性はボランティアを始めた理由を教えてくださいました。
「遊歩道の横の溝があまりにドロドロだったので、そこを掃除することから始めたのよ」
当番制や団体の役割ではなくて個人で始められたそうで。

その後、箕面市にボランティアの申請を出して、ゴミを片付けるボランティア用ゴミ袋は市から支給されているそうです。
今はこうもんパパで精一杯だけど、将来は通学路の掃除もしてみたい。
またひとり、僕のロールモデルができました。

スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪